「観光を通してパレスチナ問題を伝えたい」ツアーガイド・ホステル経営者 サラ・アブ・ラバンさんインタビュー
パレスチナ南部の町、ベツレヘム。イスラエルによって建設された分離壁は、占領に抵抗するグラフィティアートで埋め尽くされている。
壁の前で話をしている男性は、ツアーガイド兼ホステル経営者のサラ・アブ・ラバンさん。パレスチナ難民3世として、世界中から訪れる観光客にパレスチナの現状を伝えている。
サラさんとの出会いは2019年の夏。筆者がパレスチナを訪れた際、サラさんの経営するホステルで出会った。それから3年が経った2022年、今回は、「観光を通して政治意識を高める」という仕事に対す