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おうち定食 108 むかごの炊き込みご飯と蒸しむかご

こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。

私はむかごが大好きです。

小さくて、丸くて、可愛らしい。
山芋などにできる、球芽のことです。

今が旬の食べもの。
秋の季語にもなっています。(零余子)

むかごは、包丁を使わずにそのまま使えるので、とても便利。

ただ、ゴボウと同じで皮の部分が強く香ります。
ご飯と合わせると、土くささが気になるかもしれません。

下ごしらえをしてから炊き上げましょう。

★むかごご飯★

材料 
お米   2合
むかご  1カップ(100グラムくらい)
塩    小さじ1
お酒   小さじ1

○下ごしらえ
サッと洗ったむかごを、すり鉢に入れて下さい。

手のひらを軽く押し付けて、転がすと、手に細かい皮が付いてきます。

数回繰り返して、洗い流して下さい。

*時間がなければ、洗うだけでも大丈夫。
土っぽい香りが気になるなら、食べる時に薬味を使いましょう。

作り方
①お米を研ぎます。

②塩を入れて、溶かすように軽くかき混ぜて下さい。

③むかごを上に広げて、炊飯しましょう。

④むかごご飯が炊き上がったら、お酒を振って少し蒸らします。
コクと風味が出ますよ。

⑤全体を底からサックリと混ぜ合わせれば、完成。

ほかほかで、湯気が勢いよく上がっているうちに、いただきましょう。

力強さと滋味が感じられます。
食感を思い切り楽しんで下さい。

もう一つ、シンプルでおいしい食べ方をご紹介しますね。

★蒸しむかご★

材料
むかご  1カップ
キャベツ 葉っぱを5、6枚

作り方
①キャベツの葉っぱを、食べやすい大きさにちぎり、蒸し器に敷き詰めます。

②蒸し上がったら、蒸し器ごと食卓に置いて下さい。
もわっとする蒸気が、期待感を高めてくれます。

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塩を振って、そのまま口の中に入れましょう。

アツアツで、ホワホワ。
思わず、口をすぼめてしまいます。

塩のうまみが、
むかごにぴったりと寄り添い、
ねっとり感を引き出しました。

クッタリとしたキャベツは、
むかごの野生味を活かし、
柔らかな甘みをもたらしています。

おいしかった。

とても簡単ですし、栄養もたっぷり。
秋の奥深い味わいを楽しんで下さいね。


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