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一緒に演奏しよう

こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。

皆さんは、楽器を弾くことが出来ますか?
私は出来ません。

小学生の頃、ピアノを習っていましたが、バイエルで挫折。
せっかくピアノを買ってもらったのに、たった数年でやめてしまいました。

今でも、母の怒った顔が思い浮かびます。

習うのをやめても、音楽が好きなのは変わりません。
弾けなくても、聴くことは出来る。
楽しみのひとつです。

先日、ショッピングモールを歩いていたら、ミニ演奏会が開かれていました。

以前にも紹介したことがある、100万人のクラシックコンサートです。

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今回は、ヴァイオリンとピアノ。
2人ともジーンズというカジュアルな服装でした。
親しみやすさを演出しているとのこと。

演奏する前に、「皆さんも一緒に演奏しましょう」と声をかけられてびっくり。
他の方たちも戸惑った顔をしています。

係の方が、にっこりと微笑みながら説明してくれました。
タンバリンや鈴、トライアングルが用意してあり、好きなように音を出して下さいという意味だったのです。

子供たちの目が輝きました。
パイプ椅子に並べられた小さな楽器を手に取り、じっと見つめています。

「それでは、始めますね。
特にルールはないので、好きなように音を出して下さい」

とてもステキな試み。
興味津々です。

曲は3つありました。

○情熱大陸。
葉加瀬太郎さんの曲。

流れるようなヴァイオリンの音。
しっかりとしたピアノの旋律。

私は、控えめに手拍子を打ちました。

○さんぽ
となりのトトロのテーマソング。

子供たちの目が輝きました。

タンバリンを叩かず、振り回している子。
それでも小さなシンバルが付いているので、金属的な音がします。

トライアングルの澄んだ響き。
時々、楽器ではなく自分のお腹に当たってしまうのが、微笑ましい。

赤い鈴を上下に動かしている小さな子。
ニコニコしている表情が可愛い。

全員が、身体を揺らして聴いていました。

○川の流れのように
美空ひばりさんが歌った、名曲。

聴くたびに、何があっても大丈夫という気持ちになります。

人生は川の流れのようなもの。最後は海にそそがれている。
色々なことが起こるけれど、皆つながっている。
だから、何とかなる。

そんな気持ちにさせてくれる曲。
応援歌だと思います。

曲との一体感。
短い時間でしたが、気持ちが豊かになりました。

一緒に演奏をすると、より音楽が身近に感じられます。

参加型のコンサート。
違う楽しみを味わうことが出来ました。

また聴きに行くつもりです。

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