税理士法人 あけぼの

税理士法人 あけぼの

マガジン

最近の記事

身に起こる様々な出来事

あけぼの事務所通信 Vol.8  少し前の話ですが、娘を駅に迎えに行きました。その日は雨が降っていたので送迎車が多く、ロータリーがいっぱいだったのでやむなく駐車場に車を停めました。停めてから30分ほどで車に戻り、駐車場を出ようとしたら一台の車が出口精算機のところで止まっていたので、後ろにつけて待っていました。その車がなかなか動かないので、料金が上がってしまう…とやきもきしていました。突如その方は、ドアを開けようとしましたが、精算機に寄せすぎていてドアが開きません。窓を大きく

    • 今を一生懸命生きる!

      あけぼの事務所通信 Vol.7 小学生の頃、夏休みの宿題をやりながら、テレビで高校野球見ていました。小学生の私は、高校野球もプロ野球と変わらないぐらいの高いレベルに感じていました。  高校生になって、自分と同世代が甲子園に出るようになりました。いつしか、自分より年下の高校生が甲子園でプレイするようになりました。 大人になった私は「やはりプロ野球とは違いまだまだだなぁ。」と偉そうに思うようになりました。  社会人となり自分の父親と同年代の社長や重役と話をするようになりまし

      • 「行雲流水」

        あけぼの事務所通信 Vol.6 1.庭の木が枯れてしまって感じたこと昨年の夏、猛暑だったせいか、ハナカイドウの木の葉っぱがすべて突然枯れてしまいました。20年近く前に苗木を買って庭に植えたところ、毎年毎年春に桜のような花が咲き、子供達の入園式、入学式の写真の背景をいつも飾ってくれていた木でした。秋の終わりに何本かの枝を切り落とし、状況を確認しました。枝の中が空洞になってしまったものもありました。春に少しでも芽が出ればと一縷の望みを託し、幹から切り倒すことはしませんでした。

        • 法律や規則は何の為に?

          あけぼの事務所通信 Vol.6 1.朝の散歩先日朝散歩をしていると私の目の前の一旦停止の道を猛スピードで通過していく車がありました。「危ない!」と身の危険を感じると同時に少しの怒りを覚えました。一旦停止をしたかしないかぐらいの微妙な状態で交通違反切符を切られたことのある私は「こういう行為こそ警察は取り締まらなきゃいけない!」と猛スピードで通過した車への怒りと同時にそんな思いも抱いてしまいました。(理不尽かも知れませんが…(笑))  2.こどもの頃の出来事随分昔、私が子供の

        身に起こる様々な出来事

        マガジン

        • あけぼの事務所通信
          9本
        • 家系を守る田分けブログ
          11本

        記事

          祖父からもらったハーモニカ

          あけぼの事務所通信 Vol.5 1.NHKの朝ドラNHKの朝ドラ「エール」が地元豊橋もロケ地になったこともあり、毎日みています。ある日の放送で戦時下の物語が描かれていました。主人公がミャンマー奥地に慰問に行き、そこで兵隊を集めて小人数ですが楽団を組み、音楽を奏でるというシーンがありました。しかし、敵襲に遇い多くの人がその場で倒れていきました。戦争の悲惨さ、無意味さが描かれていました。 2.祖父との思い出20年ほど前に亡くなった私の母方の祖父は、出征しミャンマー(旧ビルマ

          祖父からもらったハーモニカ

          見えないものを見る

          あけぼの事務所通信 Vol.4 1.美術館にて先日何気なく立ち寄った美術館で、ボランティア学芸員に声をかけられました。「絵画の説明を受けながらの鑑賞会に参加しませんか?」とのことでした。時間にして30分ぐらいで、せっかくなので参加することにしました。 そこに展示されていたのはモネなどの西洋の風景画でした。それまで格式高く高尚とされていた宗教画の背景となっていた風景画は、16世紀から17世紀にかけて、宗教画よりも一般の人に親しみやすい絵画のジャンルとして確立されていったそう

          見えないものを見る

          事業承継対策は兄弟争いを孕んでいる。

          家系を守る田分けブログ Vol.10 1.事業承継事業承継対策は兄弟相続争いを孕んでいる。 まず始めに事業承継対策は必ず法定相続割合とぶつかることになる事を知ろう このブログの大前提は民法で「法定相続割合」を定めたことが「相続から争族」への原因であると言うことです。これに対して異論がある人もいると思います。また陰謀論だと批判する人もいると思います。 世間全体が兄弟は「法定相続割合」によって均等に相続するのだということが常識になっている現状で、相続対策の中心である事業承継

          事業承継対策は兄弟争いを孕んでいる。

          財産に思い入れがないと直ぐに売却処分する

          家系を守る田分けブログ Vol.9 1.ものの価値私の身の回りも「その物の価値」と、「思い出の詰まった物」があります。 物としての利用価値だけの物は必要がなくなれば処分されます。 しかし、物の価値だけでなくその物に思い出が内包されている場合はどうでしようか。 古くてもう使わないにも拘わらず何となく捨てるに忍びなく、いつまでも手元に置いてあります。 皆さんの周囲にもそんなものは結構多くありませんか。 自分が欲しくて買ったという努力もなく、親が大変な思いで取得したという思

          財産に思い入れがないと直ぐに売却処分する

          目に見えないものの存在

          あけぼの事務所通信 Vol.3   1.リモート飲み会にて コロナ禍の中、先日大学時代の友人5人とのリモート飲み会に参加しました。久しぶりだったので近況報告から始まって、コロナウイルスの影響をどう受けているかを話していました。暫くすると私の写っている画面だけが明るくなったり暗くなったりを繰り返すようになりました。リモートでの通信は、携帯電話の電池が少なくなったり、Wi-Fiの電波状況が悪いと回線が切れてしまったりすることがあるので、通信回線状況が悪くそうなってしまうのかと思

          目に見えないものの存在

          財産のルーツを入れた、財産の棚卸しをしよう

          家系を守る田分けブログ Vol.8 財産の調査、財産の棚卸しをやりましょう一体自分の家にはどのくらいの財産があるのか、金額に換算したらいくらになるかを調べないと 次に進めません。 1.土 地  市町村の固定資産税の通知書で分かります。1筆毎の利用状況 (居宅敷地、駐車場、貸宅地、アパート敷地等)も必要です。 2.建 物  固定資産税の通知書で分かります。利用状況も必要です。 3.建築中の家屋 4.営業用財産    個人事業を経営している場合は、青色申告の決算書に書いて有り

          財産のルーツを入れた、財産の棚卸しをしよう

          相続の本当の意味

          家系を守る田分けブログ Vol.7 プロが書いている相続対策の本にこんな事が書いてありました。 「相続対策の基本は現金減らし」・・・お金を今のうちに使おうと云うのです。  ・生活費は最も簡単な相続税対策。  ・車は高級車を買うに限る。  ・自宅改修はキッチンと水回りからやること。 今 政府が何を国民にさせたいか。 もっとお金を使え。今の景気が回復すれば良い。国民の未来の幸せより今の享楽を選べと言っています。使ったら無くなるその先のことは保証してくれない。 本当にこれで幸

          自分の心に正直に行こう!

          あけぼの事務所通信 vol.2 ある経営者が会社の為に営業的にどうしてもやらなければならないことがありました。私から見てもそれはその会社の存続にとって必要不可欠でやむを得ないと思われることでした。けれど「心が痛い」と仰っていました。 自分の気持ちに反して行動をしなければいけないことは辛いですね。 一方、別の経営者は「些細なことだけどこれだけは自分の気持ちに反してしまうのは嫌だ」と言って、自分の正義を押し通しました。その件に関しては、世間一般的には、そこまで律儀にする人は

          自分の心に正直に行こう!

          もめる元、法定相続割合は誰が作ったのか

          家系を守る田分けブログ Vol.7 もめるのを助長させる 「兄弟均等相続の法定相続割合」をなぜ作ったのか。【日本の相続法の変遷】 明治初年の相続法 1873年太政官布告28号 華士族家督相続は当主の意思による跡目相続を許容    太政官布告263号  華士族につき長男相続制 1875年太政官指令   平民にも長子相続制 旧法(明治31年)時代の相続法 ・長男相続制の徹底  ①男子優先、 ②嫡出子優先、 ③年長者優先  (女戸主の相続は肯定するが、早期隠居や入夫との戸主交代

          もめる元、法定相続割合は誰が作ったのか

          法定相続割合で分けると規定されていない。

          家系を守る田分けブログ Vol.6 法定相続割合で分割する 遺産を分割する際に「法定相続割合で分割する」という話をよく聞きます。 一般にはこの法定相続割合で分割するように、民法で規定されているような感じを受けています。 そして当然のごとく「兄弟は均等で財産分割をする」のが平等であるというイメージが浸透していますが、果たしてそれが平等であり子供達のためになるのでしょうか。 親は子供達に分ける財産は平等で良いと、本当に思っているのでしょうか。平等とは何でしょうか、子供の特性や

          法定相続割合で分けると規定されていない。

          いつから相続対策は財産分割、節税対策になったか

          家系を守る田分けブログ Vol.5 いつからか相続対策は財産分割、節税対策になってしまった。  私が税理士事務所を開業して30年になります。開業当時はバブルの真っ最中、土地や株式がドンドン上がり、土地が次々と上がっていく印象がありました。 税理士事務所の仕事でも普通の会社の決算と税務申告以外に、相続対策の仕事が銀行の紹介でありました。東京に相続対策、その時は殆ど相続税対策の研修会に参加し、豊橋でも相続対策だけの仕事も結構ありました。 まだ一般の税理士さんが相続対策をし

          いつから相続対策は財産分割、節税対策になったか

          相続でもめない心を作るには・・・父母憲章。

          家系を守る田分けブログ Vol.4 多くの相続事案をお手伝いさせていただきました。 相続でもめるのは兄弟姉妹同士の場合と、子供と親との場合があります。 兄弟姉妹の子供同士の相続争いも、親子の争いも結局はその家庭の問題なのです。小さいうちからどう子育てをするかは大変重要なことです。今からでは遅いと云われる方もいますが、大丈夫です、孫から教育しましょう。下記の父母憲章は私自身もとても耳が痛いものですが、将来の相続争い防止には絶対大事なものと思います。全部出来なくとも親の生き方、

          相続でもめない心を作るには・・・父母憲章。