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「頑張った」を認める

「ご褒美」と言って、私はよく自分のためにお菓子を買う。

今日はスーパーで小さいカップティラミスを買った。おいしかった。


今日はなんの「ご褒美」かというと、第一志望の会社の一次面接(録画面接)を撮り終えたご褒美だ。本当は昨日撮り終えたはずだったが、音声がうまく録音されていなくて、御社に問い合わせたら再提出をするチャンスをくださった。だから今日、せっかくチャンスをくださったからには何としても通過したくて、入念な準備をしてから思いっきり気持ちを込めて再録画を行った。全力を尽くした。今日は頑張った、私。

だから今日は、いつもは買わないちょっといいお菓子。ティラミスなのだ。


お菓子を買う行為は、私にとって自己肯定しているということなのかもしれない。

私はいつも、誰かに「あなたは頑張ってるよ」「きっとできるよ、自信持って」と励まされても、自分の中では「そんなことない、全然だめだ…」と思ってしまって、せっかく投げてくれたポジティブを正面からキャッチすることができない。自分の受け取る準備が整っていないと、励ましの言葉が刻まれたボールも転がって行ってしまうのだ。(いつも声をかけてくれる友達には感謝しています、いつもありがとね…)

結局は、自分が自分の頑張りを認められるかどうかにかかっている。

自分の頑張ったことを素直に「頑張った」と言えるのって、私はとてもすごいことだと思っている。だって、自分の頑張りを認めるためには、感じた辛さや苦しさから「私は逃げなかった」という確固たる自信がないと認められないと思うからだ。


今日は一つ、お菓子を買えた。今日の私、頑張った。

就活が想像以上に辛い毎日なのだけれど、少しずつ「頑張った」と思える日を増やして、自分のためにお菓子を買って、そしてまた頑張れたらいいな。


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