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アート

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見に行った美術展の感想。
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ゴッホアライブ

ゴッホアライブ

ゴッホアライブに行きました。東京は品川、寺田倉庫ビル。

1月くらいからずっと気になってたんだけど、なんやかや行けなくて会期ギリギリに慌てて駆け込む。東京は3/31までなので行ける方は是非。

臨海エリア?独特のビルが立ち並ぶ雰囲気を味わいつつ向かう。
エレベーターも、元倉庫なんだな〜っていう広さと重厚感があった。

没入型を謳っているだけあって、本当に没入感すごかった。
360度ゴッホ!

パリ

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うえののそこからーコミュニケーション取る、背景に想いを巡らす

うえののそこからーコミュニケーション取る、背景に想いを巡らす

東京都美術館で開催されている展覧会「うえののそこから『はじまり、はじまり』」を見に行きました。

前半から中盤にかけて、ちっちゃくてかわいらしい作品が多かった。

物語性を感じて、キュンとする。人(生き物)には誰しもにストーリーや背景があるんだよねと思わせてくれるような。
作品に添えられた詩も素敵でした。

絵を見るとき、想像力をフル回転させるし、それが楽しい。

何を表してる?
何故この形?

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マティス展

マティス展

マティス展@東京都美術館の備忘録。
アンリ・マティス、恥ずかしながらよく存じ上げておりませんでした。素敵な色合いの画家さんでした。

本当に同じ人が描いたの?ってくらい、生涯に渡り画風が変わってて面白かった。振れ幅大きすぎる。

点描画の作品は、何も知らずに見たらスーラかと思いました。違うんですね…

特に気に入った2枚はこちら。

鮮やかな色彩で自身の内面、気持ちを表現してるらしい。なんて情熱的

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【感想】アーティゾン美術「はじまりから、いま。 1952ー2022 アーティゾン美術館の軌跡—古代美術、印象派、そして現代へ」

【感想】アーティゾン美術「はじまりから、いま。 1952ー2022 アーティゾン美術館の軌跡—古代美術、印象派、そして現代へ」

アーティゾン美術館へ行きました。今回の企画展は、この日が最終日でした。感じたことを忘れないように書き留めておきます。

印象的だった作品たち・中村彝「静物」

おいしそうな割れたイチジク。
筆跡の残る筆致で描かれたきれいな花の絵。
一番はじめに展示されていたこの作品から、ぐっと展覧会の空気に引き込まれた感じがします。

・ザオ・ウーキー「07.06.85」

これが今回いちばんのお気に入り。
展示

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「シダネルとマルタン展」行って良かった!印象派の本も読んでみた感想

「シダネルとマルタン展」行って良かった!印象派の本も読んでみた感想

シダネルとマルタン展@SOMPO美術館印象派好きなので、絶対行こうと決めていた美術展。
(シダネルもマルタンも知らなかったくせに)
いやあ、ため息とまらなかったです・・・。行って良かった。

シダネルとマルタンの目を通して、当時にタイムスリップした気分になれるのが好きです。実際の風景を想像しながら見るのが鑑賞の醍醐味。こんな美しいものを見られて幸せだ…。現代の風景は、彼らの目にはどう映りどんな絵に

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