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自己肯定感なんて言葉、滅びればいい。

【自己肯定感】という言葉は、心理学用語の
self-esteem(ありのままの自分を肯定的・好意的に受け入れる感覚)を
指すそうです。

私は上記の説明を学ぶまで、
「自己肯定感」=「自分に自信がある、自分が大好き」
という意味合いで認知していました。

家庭環境や、学校、職場での立場によると思いますが、
私自身は「自分に対する評価基準が高いせいで自分を認める」ということが
出来ないまま、いわゆる自己肯定感が低いタイプでした。

これも、病気を発症した要因の一つにありそうです。。。
言葉の本当の意味を学ぶことは大事なことだなと、改めて
自分の勉強不足を痛感しました(汗)

今回は、最近ようやく心身の調子が良くなってきたので、
この状態になった経緯と言いますか、自分の中での
「寛解への歩み方」を記録したくなったので、ここに残します。

私も、まだ“寛解”はしていないけれど、1番酷い時より
小指ほどは良くなってきたと感じています。

今の状態になるまで、約1年かかり、休職と復職を繰り返しています。
何種類も違う薬を試し、効かなくて、理解されなくて、絶望して、、、
を繰り返しました。

「希死念慮が無い状態なんて本当にあるの?」
「生きたいと思える日なんて来るのかな・・・」と、
疑問と苦痛で、涙が止まらない毎日でした。

でも、「消えたい」「○にたい」「生きるのが嫌だ」と思う時、
そう思う自分を認めてあげるようにしてみました。
「そっかそっか、今はそう思うんだね。つらいね、涙が出るね。」と、
共感して、話を聞いてあげるようにしました。
初めはとても難しかったですが、少しずつ出来るようになると、
不思議とそんな自分が愛しく思えてきたんです。

「こんなにツライ私、頑張ってるじゃん」
「こんなに苦しいのは今まで頑張ってきた証拠だし、今も頑張ってる」
「自分と向き合ってて偉いじゃん」
と、だんだんと褒めたくなるんです。

自己肯定感を上げる、というより、
“今の自分を認める”という感覚が近いかなと思います。

誰かに話を聞いてもらう事も大切ですが、
自分で自分の話を聞いてあげるのも大切だなと。

長くなりましたが、これが今の私なりの“寛解”への歩き方。

これからも、ちびちび、少しずつ歩きます。



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