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ハンバーグが「ヅラヅラ〜」って美味そう!? 【Enjoy! 英中オノマトペ】

外国語で、オノマトペ(擬音語・擬態語)が話せるようになると、言葉がより生き生きとしてくる。英語と中国語のオノマトペを、少しずつ勉強していこう。

オノマトペは、結構言語を超えて似ているものも多い。中国語でも犬はワンワン「汪汪 wāngwāng」と鳴くし、猫は、ミャオ「喵 miāo」と鳴く。

【例文】
犬がワンワンと鳴く       狗汪汪地叫    gǒu wāngwāng di jiào

「鳴く」は、「叫 jiào ジァオ」。 「地 di」は、文法的には正確に言うと、連用修飾語に伴うもの、とか、色々複雑なようだが、普通に会話を勉強するならば、「〜と鳴く」の「〜と」にあたる言葉ぐらいに思っておけばよいと思う。

ところで、先日レストランで、中国人の同僚を交えてハンバーグステーキを食べた。レアっぽい状態で出てきた肉を、小さな自分専用の鉄板に乗せて、自分の好きな加減で焼いて食べるのだが、ハンバーグといえば、やっぱりあの音、「ジューッ」だ。あの「ジューッ」という音を聞いただけで、よだれが出てくる。

で、その中国人曰く「おーっ、ヅラヅラーって、美味しそうだなあ!」

ん? ヅラヅラ!?

そう、知らなかった。

(鉄板で肉を焼いて)「ジューッ!」は・・・
          滋啦 zilā ヅラ〜

だから、「ジュージュー」は、
          滋啦滋啦  ヅラヅラ〜

「ええー、なんで、ヅラヅラ?」と聞くと、「えっ?だって、ヅラヅラーって音がしてるじゃないですか?」と!? その後、何度も音に耳を傾けて聞いてみたけれど、ヅラヅラ〜、じゃないよな。笑

同じ音を聞いているのに、違う言葉にして聞いている。実に面白い。これからも、オノマトペ、どんどん覚えていこうと思う。

ちなみに、英語では、なんだろう。

よく日本語でも「シズル感」などと言うが、その「sizzle」かな。でも、「sizzle」はオノマトペとしてではなく、動詞として使うのだろうか。今度ネイティブに、どういう文で言うのか、聞いてみよう。


きょうも最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 AJ 😃

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