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『役に立つnote』を科学する

知名度のない人は、『役に立つnote』を書くべきだ。

それは深津さんのnoteで語られていること。
そして、恐らくそれが運営がピックアップする基準のひとつでもあるだろう。

では、聞こう。

果たして『役に立つnote』とは、一体どんなものなのだろうか?

①押しも押されぬ有益性

役に立つ: 使って効果がある。有用である。(コトバンク)

『役に立つ』という言葉自体を知らない人は居ないだろう。上にあげたようなイメージにも簡単に結びつくと思う。

そして、真っ先に思い当たる『役に立つ』モノの姿はこういうヤツではないだろうか。

ツイートで申し訳ないけど、『公共性』や『有益性』から考えても申し分ないので、『たらればさん』のこれにしてみた。

日本に住む全ての人にとって気になる情報だし、「知ることができて良かった!」と思う人も多いだろう。まさに押しも押されぬ『有益』な内容だ。
ただ、このツイートをしようと思ったら、単純に知識……それも、「多くの人が気になっていたはずなのに、知名度が高くなかった知識」を知っていなければならない。

挙句に、ここに特化しようと思うがあまり、何の中身もないキュレーションサイトの様になってしまう事も考えられる。

「継続的に続ける」という意味では、かなりハードルの高いものだと言えるだろう。

②気になる人にとって有益な情報

スタートアップの記事や、経営ノウハウなどの情報がこれにあたる。

必要ない人にとってみれば、「なにやら堅苦しいことを言っているな」くらいの物だろうけれど、有益性を感じる限られた人にとっては計り知れない有益性を兼ね揃えたのが、このタイプの記事だ。
これの一番身近なものが、『note内のノウハウ』を披露する物だろう。

ただ、これも何も始めていない人にスタートアップの記事は書けないし、経営したことのない人に経営のノウハウは書けない。

そう言った物理的なハードルの高さがあるので、公共有益な内容よりも難しい面がある。

③新しい気づきをもらえるnote

「新しい気づき」を得ることが出来る記事も、有益であると言っていいだろう。もしかしたら、「その一言で人生を変えられた」なんて事もあるかもしれない。

コレに関しては、誰がどんな立場で発信をしても良い。刺さる人に刺さればそれで、『有益note』としての目的は達することができるから、正解もない。思いついた時に、思いついたことをとにかく書けばいい。

ただし、これも問題はある。

例えば、精神科医がメンタルについて書けば、その医者をまったく知らなくても、それなりに説得力を感じる。しかし、それは逆もまたしかりだ。
「良くわからない、いち個人が発言したことが、見ず知らずの誰かに刺さる」というのは、よっぽどの説得力のある文章でもなければ難しいということになる。

刺さればOKと思えば、数打つ価値は十分にある。でも「気づき」なんてものも、ぽんぽん出てくるほど楽なものではないだろう。

④一番オススメしたい『かゆいところに手が届くnote』

私は、実は「有益記事」としてコレをオススメしたい。その為に今日のnoteを書いたようなものだ。

『まいしろさん』という音楽記事を沢山書いているnoterさんがいらっしゃる。それこそ『運営のお気に入り』にも良く選ばれていたので、ご存知の方も多いだろう。

大体同じ形式で、音楽に関する記事を書いているので、この前Yahoo!のトップのニュース開いて、まいしろさんっぽい記事だなと思ったらやっぱりまいしろさんだったりした(笑
確か、二つくらいはヤフーのトップに記事を放り込んでいた(! はずだけど、noteでの記事も、それらの記事も「同じ形式」の記事だった。

それほどの『有益性』がそこにはあるのだ。 

そんなわけで、その方の記事をとにかくひとつ見て欲しい。

誰もが一度は聞いたことがあるだろう。『音楽性の違いでバンドを解散します』って。「あーそういうバンド結構いるよねー」って感る人が多いんじゃないだろうか。

そして、『じゃあ、それどのくらいの確率なの?』って思うこと自体は、そう突飛な発想ではない。解散したバンドをあたっていけば、何らかの理由はまず出している。これを記事にしようと思ったときに、こう考えるだろう。『手間はかかるだろうけれど、やってやれないことじゃない』。

大事なことだから2回言いますね(笑 
『手間はかかるだろうけれど、やってやれないことじゃない』

特別な技術や経験は必要ない。広く訴求できる下地もある。ネタを拾える場所も豊富にある(簡単とは思わないけれど)。

これこそが最も追求すべき『有益』の形だ。

⑤まとめ

『有益なnote』を書こうと思ったときに、自分に何らかのアドバンテージがないのであれば、そのパワーや継続性を考えても『かゆいところに手が届く記事』が最も有用な選択肢だ。私はそう思う。

難しい話題である必要はない。

なぜならそのほうが共感を呼びやすいし、その分、誰もが一度は感じたことのあるちょっとした『疑問』に答えることができるからだ。

それこそ自分の得意分野でいい。なんだかごちゃごちゃしているな……と思っていたモノとか、良く聞くけど、これって実際どうなんだろう?というものを、ちょっとだけ手間を掛けて調べる。

それが、多くの人の『役に立つ』記事になるはずだ。

そんなこんな。皆様の『かゆいところに手が届く記事』に、この記事もならないかなぁ……なんて思いながら書いている私なのでした(笑



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