ライフスタイルを見つめ直す

コロナの影響で家で仕事をすることが
これまで以上に増え

今までのように
毎日電車に乗って移動したり

打ち合わせのために
クライアントのところに行ったり

そういうことが、随分減った。

勿論、ゼロにはならないけど、
打ち合わせもWeb会議が圧倒的に増えたし

Web会議ができれば、
そもそも「移動」する必要もないわけで。

「顧客とは対面で会って話してなんぼ」

「直接会わないと気持ちが伝わらない」

そういう
昭和の考え「だけ」の人は、

これからどんどんキツくなるだろうなぁと
個人的には思っている。

というのも、
Web会議に限らず、

人間ってのは
「便利」で
「快適」なサービスに
めっぽう弱くできている。

これまでは全く問題なかったのに、
一度そういう便利で快適なサービスを体験すると

もはや、それ以前には戻れなくなる。

スマホも
Amazonも
PASMOも

一昔前には、
そんなもの使ってなかったわけで。

そんなもの使わなくても、

「それなりに」やってたし、
「それなりに」生活できてたわけで。

でも今、

スマホも
Amazonも
PASMOも

全部無くなったら、
生活出来ます？

ま、出来るっちゃ出来るんでしょうけど、
相当なストレスだよね、きっと。

っていうか、
スマホなんて、無くなったらマジで狂う人
いっぱい出てくるんじゃないかと思う。

さっき言ったWeb会議もそう。

これまで、

「在宅ワークなんて出来るわけない」

「リモートワークなんてうちには無理だ」

とか言って、
なんだかんだ言い訳して避けてきた企業も

今回のコロナ騒動で嫌でもそうする必要が出てきた。

嫌でも、もう在宅ワークやリモートワークを
社員にさせる必要が出てきた。

それも、日本中が。
いや、全世界が。

そーすると。

「絶対ムリやわ」と言ってたあの人も、

「出来るわけないやん」と言ってたあの人も。

「あれ？」ってくらい、

なんだかんだで、
在宅ワーク出来ちゃってることに気づく。

なんだかんだで、
リモートワーク出来ちゃってることに気づく。

あんだけ否定ばかりしていたのに、
尻に火がついてやらざるを得ない状況になったら、

「あれ？出来ちゃってる」を体験する。

するとね。

もう、これまでのスタイルには戻れなくなるわけよ。

仮に、
コロナの「こ」の字も無くなったとしても、

毎日満員電車に乗って、

決まった時間に出社し、

打ち合わせのためにクライアント先まで移動し、

また会社まで移動して戻り、

社内の打ち合わせもいちいち会議室に集まり、

決まった時間まで会社で働き、

また満員電車に乗って家に帰る。

という、
これまでのスタイルに戻ることに、

強烈なメンタルブロックがかかるようになる。

だって、
そんなことしなくても、もう「出来る」って
分かってるから。

そんなことしなくても、もう「出来る」を
体験しちゃってるから。

変化に対応できる人は強い

変化に対応できる人は残る

変化に対応できる人は重宝される

そして何より、
変化を「楽しめる人」は、圧倒的に強い。

逆に言うと、

変化に対応できない人は、どんどんキツくなるし、
変化を楽しめない人は、どんどんしんどくなる。

ぼくがいつも考えているのは、

どうやったら快適に過ごせるか
どうやったら毎日が楽しく過ごせるか。

シンプルにこれしかない。

だから、
サラリーマンだったころも、

少しでも快適に過ごせるようにと
リモートワークという働き方を自ら仕組みをつくり、
実際に取り入れた。

「変化に対応できない人」の最大の特徴は、
「不安」と「プライド」だと思っている。

不安とは、
変化することによって、
「今より悪くなるんじゃないか」と考える
過剰な防衛反応。

そして、
プライドとは、
「過去の成功体験」にだけ固執する、
過去の自分で時計が止まっている人。

別にそれが悪いとは言わない。

否定もしない。

でも、

昔のやり方
昔の成功体験

ここだけに固執する人は、
どんどんツラくなると思う。

だって、
もう時代や環境がそれを許してくれないから。

コロナ騒動を通じて、
個人的に感じたこと、学んだこと、いっぱいあるけど。

一番考えさせられたことは、

「自分のライフスタイル」
「自分のワークスタイル」

これを、ゼロベースで見つめ直せたこと。

これは本当にいい機会になった。

今、これを読んでくれているあなたは、

本当はどんなライフスタイルを望んでいますか。
本当はどんなワークスタイルを望んでいますか。

これまでの「当たり前」は、
これからどんどん壊れていき

新しいルールと秩序、
新しい仕組みと当たり前が

どんどん確立されていく。

どんどん変化していく。

これまでの「当たり前」にしがみついて生きるのもよし。

これを機に、
自分のライフスタイルを見つめ直してみるのもよし。

何か大きなきっかけや機会がないと、
なかなかこうやって自分と向き合うことはできない。

今まさに、
その絶好のタイミングなのだとぼくは思っている。





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