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つらくなかったり、思うよりつらかったりする

あらすじ:コロナに罹った。


熱は、上がったり下がったりしていたけど、だいぶ落ち着いた。落ち着いててくれ。


喉と鼻は、まだ具合がよくない。


ほとんど、眠ってばかりいる。


眠る以外に、どうしようもないのだけど。


ただ、病気になると、眠りが浅くなるものだと、思っていた。


ただでさえ、ぼくは悪夢しか見ないのに。


けれど、コロナに罹ってからのぼくは、夢を見ない。


倦怠感はないので、むしろ熟睡できている。らしい。自分でもわからない。


いつもなら、調子が悪いと、横になって、スマホばかり見ていたりするけれど。


むしろ、スマホを見るのは億劫になり、SNSになにかしら投稿するときくらいしか開かない。


日課である短歌は、欠かしていない。この日記も。


ただ、朝早くに詠む短歌で、少々朦朧とはした。まあ、頭の方も万全ではないのだから、しょうがない。


あとは、ひたすらおとなしくしている。


味覚も嗅覚も問題なく、巷で聞いたことのある症状を考えれば、軽症な方だと思う。


だからといって、楽なわけではないんだけど。


眠りに眠っているおかげか、精神的には、むしろ安定している。


と、思ったけど、夕方になると、ふいに寂しくなったりした。


本当に治るのかな、とか。


39℃まで熱が上がるとか、記憶にないぐらい滅多になかったのだし。ようやく、37℃を切るようになったけど。


日記も短歌も、いつもより、取りかかるのが遅い。


(具合が悪いので、当たり前といえば当たり前だけど。)


そういえば、本も読んでいないし、音楽を一日中聴いているようなこともない。その気にならないから。


はあ。


まあ、まだ2日とか3日しか経っていないのだ。発症してから。


それまでは、とにかく、おとなしくしていようと思う。

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