6/29
5:54起床。
天気は曇り。
けれど、雨の匂いもする。
今日は、降るかな。
「何もしなくていい。
ただ、そばにいて」
それはすでに、
何かをしてもらっている、という矛盾。
自分1人で生きていくなんて、
身の程知らずもいいところだ。
人は、1人では生きていけない。
僕らは、何かに生かされている。
常に、常に。
……って思ったら、
少しだけ、気持ちが軽くなったよ。
僕は、
問題を抱えすぎている人間。
ある人は「欠陥」だと罵る。
ある人は「個性」だと慰める。
どちらにせよ、
僕がひいこらいいながら生きていることに、
変わりはないんだけどね。
僕の問題は、僕のもの。
だから、誰にも迷惑をかけちゃいけない。
この問題は、自分1人だけで処理しなきゃいけない。
ずっと、そう思っていた。
でも、
「人に頼ってみる」ことを学んでからは、
見えていた道が、何通りにも開けていった。
僕の場合、
しんどくなったら、
恩師に相談するようになった。
もしくは、
ハローワークの担当さんが臨床心理士だから、
就職相談だけじゃなく、個人的な相談をすることもある。
あとは、
かかりつけの病院の主治医の先生とか、
それに、パートナー。
僕はずっと、
友人とか、個人的な付き合いのある人たちに、
愚痴を吐くなんて、とんでもないと思っていた。
愚痴=悪口だと思っていたから、
そんなものをべらべらと口にしてしまうと、
相手の負担になるんじゃないかと考えていた。
「愚痴をいわれるのは負担じゃないよ。
頼りたいときは、頼っていいんだよ」
パートナーは、そういってくれた。
僕がそのことばに、どれだけ救われたか。
そういわれたからといって、
毎日毎日愚痴をいっているわけじゃないけど、
僕には、そのことばだけで充分だった。
「ありがとう。
あなたも、頼りたいときは頼ってね」
他にも、
将来のこと、お金のことで悩んだときも、
ほんの少し前だったら、
「死ぬしかない」の一方通行だった。
でも今は、
ハローワークの担当さんは、
親身になっていっしょに働き口を探してくれるし、
病院から、生活のことで相談できる窓口を教えてもらったり、
(ハローワークに、
臨床心理士さんがいることを教えてくれたのも、病院だった。)
phaさんの『ニートの歩き方』を読んで、
なるほど、こういう生き方もあるのか!と目から鱗だったり、
後、この前からメルカリを使って、
こつこつとお金を貯めたりしている。
僕は今、
1つしかないと思いこんでいた、その道じゃなく、
たくさん開けていった内の1つを、歩いている。
だから、結構楽しいです。
……とかなんとかいって、
今日受検する検定のことで、僕は
頭がいっぱいです。
なんだかんだで、
今日もひいこらいいながら、生きています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。 「サポートしたい」と思っていただけたら、うれしいです。 いただいたサポートは、サンプルロースター(焙煎機)の購入資金に充てる予定です。