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ああ、ごめんなさい、ごめんなさい

つくづく、自分は取るに足らない人間だと。


思い知らされることが、多くなった気がする。


(知っていたし、これからもそうだろうけど。)


昨日は、しなければならないことも、たくさんあって。


朝早くから手を付けたはずなのに、夜になってもほとんど終わっていなかった。


「しなければならないこと」の量が、途方もなく多かった。のではなく。たぶん、ぼくの進みがずいぶん遅かったのだ。もしくは、始めるのが遅かった。


ぼんやりした言い方しかできない。ぼく自身、よく思い出せない。昨日のことが。


どうして?


いつものことだろう。昨日でも半日前でも1時間でも、曖昧な記憶とか。


ことばが止まる。


思考が止まる。


代わりのように、過食が止まらない。おいしくもない。気持ち悪い。


治ってきたと、思ったのに。


寒くなってきたからか? 今朝は、一段と冷え込む。


夜は、地響きのような雷が、いつまでも鳴りやまなかった。


雪が降るらしい。止めてほしい。風情がどうとか、知らない。


ずっと春ならいいのに。


いらない子、いらない子。


頭の中がうるさい。


ぼくをころして。


ころさないで。


ころしてやる。


自分が大丈夫じゃないことしか、わからない。


だれかに助けてほしいけど、だれにも助けてほしくない。


そうか。


だから、頭がおかしいと、言われるんだ。


だれに?


そんなの、思い出したくもない。


ああ、ごめんなさい、ごめんなさい。


生まれてきてごめんなさい。


とか、煤けたことばなんか、使いたくもない。


ぼくは、ちりぢりになっていく。

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