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星屑コンピレーション後夜祭③りん

こんばんはこんにちはおはようございます!
創作処 愛染屋の総合演出、露木 凛です。

2022年10月15日16日に上演しました【星屑コンピレーション】は、愛染屋にとって実にまる3年ぶりの本公演でした。
ご来場くださった沢山のお客さま、応援してくださった沢山の皆さまには感謝が尽きません!Twitter始め、SNSでの感想も大変嬉しく受け止めております🌟🌟🌟
Webアンケート【https://forms.gle/fKkYSYyRounTawFS6】もよろしければご活用ください😊

さて、わたしによる後夜祭第2回です!
わたしは演出(劇の方向性を決める係)と原案(ストーリーの大まかなプラン出し)とチラシなどの広報媒体デザイン、などなど色々兼任しておりましたので、本日は広報美術や会場内スタッフのコンセプトのお話をしましょうかね☺️

【1.コンセプト】


🌟🌟🌟The プラネタリウム🌟🌟🌟
演劇で創る星の世界、劇場は星を映し出すプラネタリウム。
そんなコンセプトで色んな用意を進めました。
そもそも、プラネタリウムって言っても色んなものがありますよね。
わたしのいちばん身近なプラネタリウムは、焼津市にある『ディスカバリーパーク』です。数年前に、ふらっと立ち寄って、星座のアニメーションと、アニメーションに登場した星座を投影した夜空、というキッズプログラムを観ました。基本的に、ディスカバリーパークはキッズプログラム上映ですよね。
今1番行ってみたいプラネタリウムはコニカミノルタのプラネタリアtokyo有楽町マリオンです。めちゃくちゃラグジュアリーで、大人向け…カップル向け、って感じ。ベッドみたいなソファみたいな座席もあり、寝転んで星を浴びる体験も気になる!

我々愛染屋は、どんなプラネタリウムを目指そうかなぁ、と日本全国様々なプラネタリウムのホームページを旅して周り、旅行欲がえらいことになりました(笑)

【2.広報美術】


チラシのデザインは、仮チラシも本チラシも、プラネタリウムのポスターをイメージして創りました。コロナ禍でうまれた時間に、Adobeのイラレを少し勉強していたので、今回は自作してみよう!というチャレンジでした(今まではデザインを学んだ経験のある方や、チラシ作成の実績のある方にお願いしていました)。
死ぬほど星型(☆)を並べまくって、しばらく星型は見たくないなぁ。星座の天体写真(ロイヤリティフリーのもの)を下に敷いて、☆と線を並べた星座とか、きっともっと賢い作り方が存在するはず🤔🤔
このチラシ類も、ネットの海に溢れているプラネタリウムのポスターを色々眺めて、文字のバランスの傾向を調査したり色味の使い方を考えたりしました。
チケットも、パンフレットも、プラネタリウムを意識しました。

仮チラシ
本チラシ

実在するチケットに似たデザインのチケット。紙質も、以前使ったものより薄手のものをチョイスして、発券機で出した感じを少しでも出せていたら…!
パンフレットも、プラネタリウムのロビーなどのラックにある、館内案内のフリーパンフレットの感じを出そうと、悪戦苦闘しました。
総じて、星を並べまくった記憶です。

【3.会場スタッフ】


会場スタッフは受付1~2名、物販1名、客席案内1名、袖付き1名という布陣で(もちろん諸々兼任してもらってました!ありがたい!)したが、彼女たちの装いも、わたしのお願いがもりもりでした。
【1.】で述べたプラネタリウムの再現をどうするか、という戦いでふ(笑)
ラグジュアリー過ぎず、キッズ路線過ぎず。昼はファミリー向けプログラム、夜は星好きな大人向けプログラムを上映するような、地域密着型プラネタリウムを意識。衣装はスーツ&パンプス。腕にはお揃いのスカーフを片蝶結びで。スタッフ証も、プラネタリウムスタッフの名札っぽく。

受付スタッフをしていたゆか

劇場であるやどりぎ座さまを、受付から【愛染屋色のプラネタリウム】にすべく、会場班に頑張ってもらいました!

【4.ナビゲーション】


今回、短編の脚本執筆はいつも安心安全(?)の愛染屋脚本担当ゆかだったのですが、ナビパートはわたしが執筆しておりました。
プラネタリウムの館内放送と、プラネタリウムの夜空の解説、というパートたったので、天文大好きマンなわたしが書いた方がいいのでは!みたいな。そして、ナビパートを読むのもわたしだし!みたいな。そんな軽い気持ちで書き始めたんですが、なんか、さじ加減が分からず、座組顔合わせギリギリのナビ完成でした。。。お客様は天体観測じゃなくて演劇観賞に来ているのだから……と、書いたり消したり書いたり消したりでした。毎度のことですが、ゆかの脚本執筆速度には戦慄する。早いんですよこれが。
そして、通し稽古を繰り返す中で、かなり無理が出てきたため、ナビのト書を稽古終盤でかなり書き換えたのもいい思い出です(遠い目…)。あ、販売台本はもちろん修正版です!

舞台を創ること以外にも創作がしたい、これまで舞台で表現してきた物語や世界をもっと知っていただきたい、楽しんでいただきたい……そんな思いから始めたnoteです。 細々と更新しておりますが、少しでも楽しいをお届けできていれば幸いです。 もしよろしければ、サポートよろしくお願いします!