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なにがまかれようとも生きられるかも。ー最近の細菌研究から見る地産地消の効用

動物の腸内細菌の研究者の地道で貴重な研究によると、
ある農薬に耐性を持つカメムシの腸内細菌を調べると、その農薬に耐性を持つ腸内細菌がいるそうだ。

これに限らず、他の動物の研究からもその土地の土壌に住む細菌を直接的あるいは間接的に摂取することでそこで生き延びるために必要な分解者を取り込んでいることが分かってきたそうだ。

そこからの氣づき。

ということは、ヒトも、
たとえ頭の上から何が降ってこようが、空中に何がまかれようが、その足下の土壌から採れた・獲れた食物を摂取していれば大丈夫なのではなかろうか。
ヒトの細胞が対応するには時間がかかるが、細菌の変化は速い。

また、土に棲む細菌はときに風に乗って周囲を漂う。嫌気性か否かは今回は焦点を当てないとしても、それを吸い込むことでも消化器官とは別ルートでも摂取できている可能性もある。

だから。

それを気にしすぎるあまりストレスで心身を蝕むことなく、風土に委ねた生活をしていれば、ヒトも大丈夫なのかもしれない。

最近の文化生活を営みつつ、全ての食物を全てのヒトに対して無害にすることは非現実的で、それを気にしながら食事として食物の命をいただくのはどうにも申し訳ない。

ならば、こんな可能性もあると考えたら、なるべく近くでとれた食物であれば、心底感謝して自らの内側に取り入れることができるよね、という氣づきを早速シェアしたいと思いました。

食べかけで閃いて箸を置いたままの食事に感謝して、今日も有難うございます。

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