変(ヘン)ってうれしい
よく知っている友達や恋人や、会社の仲間に、
ヘンと言われると嬉しい気持ちになる。
あんまり仲のよくない人に言われると、
バカにされたとムッとするのに、
自分のことをよく知ってくれている人に言われると、『自分の深いところまで知ってくれている。面白がってくれている』と嬉しい気持ちになるのだ。
「ちょっと関わっただけで分かる明らかに面白い変わった人」であれば、そうは思わないかもしれない。
でもわたしはどちらかと言うと、
基本的には真面目そうで、しっかりしていて
大人びていて、と言う印象らしく
「よくよく付き合ってみるとちょっと変わった人かも」という程度の〝ヘンさ〟なので、
そもそも結構仲良くならなければ気づかない。
(自分ではそんなにも変とは思ってないですが)
自分のちょっと変わった部分も面白がってくれていると言うところに、その人が自分に向ける愛おしい目線を勝手に感じで、愛を持って関わってくれているな、と思えるのである。
昔、会社の上司に
『〇〇はスルメタイプやな。噛めば噛むほど面白さが出てくる』と言われたことがある。
自分の中で、宝物の言葉にランクインさせているほど嬉しかったことを覚えている。
よく知っていけば行くほど面白みのある人間
って私にとってはすごく褒め言葉だった。
営業としては致命的かもしれない。
第一印象のインパクトが大切だし、すぐに自分の個性を伝えられた方が強いから。
でも、第一印象では気がつけない秘めた個性が、関わるうちにじんわり出てくるって、人間として個人的に好きなタイプだ。わたしは。
深く仲良くなるのに時間がかかるせいで
なかなか個性を発揮するところはないし、
友達も多くはない。
でも「ヘンだね」と声をかけられると一気に、
『自分をわかってくれている人』と言うポジションになる。
ヘンが嬉しいと言う話を恋人にしたら
それもヘンだね。と言われた。
ありがとう。笑
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