元カレ完全成仏🌋シリーズ①
最近、3年半付き合っていた例の元カレ(正確には元々彼)の夢をほぼ見なくなっている。
多分過去の出演料をお支払いするなら、高級ディナー10回分ではペイできない。
SNSを覗きに行く頻度も少し減った。(なぜならTwitterは、フォローしてないけどブロックしたから)
このタイミングで、もう少し思い出の質量を身軽にして、過去の元彼達と同じくらいの熱量にまで下げたい。完全に無くすわけでなく、過去の “数ある思い出の中のひとつ” に降格(私にとっては昇格)させたい。
今なら、できる気がする。
別れて1年半経ったけど。
なので改めて、何本かに分けて
【元カレ完全成仏🌋シリーズ】として
彼とのことを書きます。
※念のため説明しておくと、一年半前くらいに別れた3年半付き合ってた元彼です。
結婚の話など色々本気で進もうと思っていた人です。が、まあ色々ありすぎの恋愛だったので、念が残りすぎている。ヨリを戻したいとかでは全くないです。
そして今わたしは超絶しあわせ!彼氏いいやつで最高!という状態 ※
いい思い出も、苦しかったことも、でもやっぱり好きだったことも、この人ならただ無償で祈れるかもしれない、と思った私の愛の色々を。
書きます。
実際付き合っていた3年半と、それ以前の約1年くらいも合わせて。
彼は会社の同期だった。
新入社員研修の時みんなの前で、
「つい最近彼女ができました」とかを発表して、笑いをとっていた。私も彼氏がいて、へーカッコいいもんな、と思ったくらいだった。
営業所が違っても、同期はやっぱり交流があって、1年目の夏、初めて彼からLINEが来た。
そこからたまに連絡が来て、ちょっと私のことを探るような、軽い感じの誘いだったり、飲みに行こうとか、そういう会話だった。
初めてふたりで飲みに行った日、わたしが終電ギリでダッシュして帰ったあとも、逃せばよかったのに、とか、言ってきていて、またまた〜と私の方がずっとあしらう様な関係だった。
(そう、ずっと、付き合うまでずーーーっと、誘ってくるのはいつも向こうで、いつも私があしらったり、受け入れたりしてきたのだ。
なのに、付き合おうと私が言った時から立場は逆転して、私は心が落ち着かなかったり、ぐちゃぐちゃになったりした。でも、そんなことは、これから書く付き合うまでの彼との時間の中で、分かりきっていたことだった。
ぜったいに、こいつとは付き合わない、だって幸せにはなれないから!!と強く、何度も、思っていたはずだったのに。)
それからしばらくして、社会人一年目のおわりごろ、同期みんなでお酒を飲んだ2次会。
確か、彼は私の向かいに座っていて、LINEで “この後一緒にいこうよ” とこっそり言ってきたのだった。
もう私の方面の終電はなく、みんなはまだ帰れるタイミングで、みんなにカラオケを朝まで付き合ってもらおうと思っていた。そんな時だった。言い訳をすると、酔っていた。けれど、意識ははっきりしていて、ふたりで抜け駆けした先に、なにがあるんだろう、と考えていた。
危ない、魅力ある、カッコいい、ずる賢そうな、可愛い、そんな同期の彼と、抜け駆け、私が、選ばれて。そんな単語が、頭に浮かんだ。
そして、ついていった先で、そこからの長い2人の関係に繋がるとも気付かず。
翌朝起きて、外が明るくなってから、それぞれ別の電車で帰った。頭は冴えていて、こんなことをしたのは初めてだった。
今の彼氏のことを思うと、心が痛むと思っていたけれど、“これっきりだし人生でこんなこともあるんだなぁ” とくらいに考えていた。
その時付き合っていた人が、ほんとうに波のない良い人で、それに少し飽きていたのかもしれない。
こんなにも自分が、薄情で不真面目な人間だったなんて、この時初めて知ったのだった。
この日から始まった。
少しづつ彼と関係が深くなっていった。
私はもうこれっきりだと思っていたけれど、
やっぱりそうはいかず、たまに映画に誘われたり、買い物に誘われたりした。
それだけで帰る時もあれば、泊まって帰る時もあった。いつも私は、空いていたらいいよ、みたいな優先度が低い感じの接し方を徹底していた。
そんなことをしていた社会人2年目、
彼が彼女と別れた、と言った。
かなり落ち込んでいて、話を聞いたけれど、だからといって誰かと付き合うとか、私を好きになるとか、そういう話ではなかった。
わたしはあくまで、面白みがない安定な今の彼氏と、いい関係を続けるために、彼と会っていた。バランスをとっていた。
面白みがないなら別れれば良いのに、と今なら思うけれど、でもやっぱり人間としてとても優しくて、良い人で、結婚相手だったらいいだろうなぁ、という希望が捨てられなかった。
初めは、バランスをとってうまくやっているつもりだったのに、どこからか少しだけ期待して、いつからから本気になった。
始まりは、最悪で、でも色々あってここから最終的に彼と付き合うようになった自分は、どこか特別な気がしてたんです。
付き合うまでの色々は次に書きますね。
結構シリーズ長くなりそうですが、
普通の記事も挟みながら、納得するまで書きます〜〜
ではまた②で、
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?