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アドバイスをしないでくれる友人の話。

アドバイスをしないでくれる友人の話。

ここのところ、立て続けに違う場で、内面へのアドバイスめいたことを言われてしまった。ちょっとだけ凹んだ。

内面へのアドバイス、超苦手なのだよね。

しっかり「NO」を言えた自分を褒めつつも、もやもやしてしまう。
「急に予想外の方向からきたぞー」とか
「しばらく参加して、アドバイスがない場だと思ったのになぁ」とか…

内側の力に繋がる言葉なら欲しいのだけどな。

*

ある友人をすごいなぁと思う。
長く続いている朝活の友人。

アドバイスめいたことは何も言わないでいてくれる。
何が起こっているのかにフォーカスをあてている。
ふとつぶやいた友人の視点は自分自身への発見をもたらす。

以前、「こんなひと中々いないよ!コーチングをやってほしいくらいだ。」と言ったら、
「たまたま今いる人生のステージが一緒なんじゃないの」と言いつつ、少しうれしそうだった。

*

今回、改めてアドバイスをしない理由を聞いてみた。

・相手のことを本当に完璧には理解はしていない
・答えは自分にしかない。
・自分が思っていることなんて大したことない。
ということだった。

謙虚だねぇ………

でも、何か言いたくなる気持ちもわかるらしい。
「俯瞰しているふりをしているだけだよ」
「時が満ちないと言うだけ損だって思っているだけ」
「アドバイスで救われる人もいるかもしれないしねえ。」

そんな風に言えるのは、きっと人のことを色々見ているから言えることだよなぁ。

世の中には色んなタイプの人がいる。
わたしは本当に色々言われたくない人で、この友人に出会えてよかったなぁとしみじみ思う。
この先の人生、何か言われることを今よりもっと楽に流せる日がくるだろう。
それはきっと、今日、言わないでいてくれる人が身近にいる延長線のことなのだ。


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