今回は光学ガラスについての話だった。それにしても、かつては確かにそこそこモノづくりはつよかったのかもしれない。

(以下)

今回の講義では、光学ガラスに関することと企業が求めている人材に関することを学んだ。

まず、光学ガラスとは、屈折率など光学特性を制御して作られたガラスのことである。例えば、ガラスを製造する際に、原料を粗融解し、カレットにし、その後融解するという作業を行なうのだが、粗融解と融解のプロセスを2回行なうという作業を行なうといことが挙げられる。このような光学ガラスはカメラに用いられる。また、特殊用途のガラスで、ガラスに機能を持たせた特殊ガラスの例に、ゼロ膨張ガラスというのがある。これは、カーナビや、すばる望遠鏡に用いられる。

すばる望遠鏡とは、マグナケア山の山頂にある望遠鏡で、高精度の観測機能があり、光を集める力がある。この望遠鏡には、補償光学装置があり、これは、星のゆらぎを補正するためにある。大気のゆらぎに合わせ、鏡を動かすことで星の像が見えるというものである。また、この顕微鏡にはレーザーガイドがついており、補償光学の通じる仮初の星をレーザーで作ることができる。また、主焦点カメラという広視野角かつ8000万画素のデジタルカメラがついている。すばる望遠鏡についてまとめると、集光力が通常のものの13倍もあり、補償光学により従来よりも解像度が3.7倍になっており、TMT計画へ用いた。その望遠鏡には、熱膨張が起こりにくいガラスであるクリアセラムZが用いられている。

このように日本の技術は向上の余地がある。

次に、企業に入る上で学生のうちにやることは、国語力とコミュニケーション能力である。国語力とは、確実に伝える能力である。

また、年齢の違う人と交流して、コミュニケーション能力を身につける。就活をやる上で注意することは、自分がどんな人かを考えるために、昔やりたいことと今やりたいことを考える。

そして、今時の仕事選びは社風で選んでいるが、入ってみないと分からないので、自分が何をしたいのか、その会社にはあるのかを重視したほうが良いという見解だった。後、面接に対しては、人事は自分の言葉で考えた答えを待っている。実際に、質問が理解できず、何が言いたいのかわからず、会話が成立しないこともある。企業が求めるのは、会社とは、自己実現をする場であり、目的を何か見つけ、やりがいを求める必要がある。

3年以内に転職を考える人もいるが、教育期間なので困難だと言える。目的とは、目標とその仕事の意味から構成されており、これを持つことで結果が変わると言って過言ではない。良い人財は、自立した人間で目的とプロセスを持って、新しいアプローチで臨める者である。新しいアプローチには、より強い個性とやりきる力が求められる。

この講義を聞いて、まずすばる望遠鏡に関しては非常に興味を持った。特にガラスなど光学設計の技術は未だに日本がトップを誇っているので是非とも、そのトップにたち続けることを願っている。

就活に関することは確かにそうなのだが、企業の人事はそこまで信用できる人なのか非常に疑問に思っている。正直、エントリーシートもきちんと見ているのかどうか怪しいと思っているのだが、どうなのだろう。

もしかすると、企業は一つの選択肢として見るだけにして、医者など他の道、それこそ、講義中に出てきた目標と新しいアプローチで臨みたいと思える職種を今からでも探しなおすべきなのかもしれない。

(以上)

それにしても、モノづくりは確かに強かった。それはおいてといて、技術の余地があったのなら・・・技術の向上がさらに必要だろう。隣国がどうとか言っている暇など無い。

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