これは職業指導の講義を聴いた話の2回目である。ただ、この時は、ある社会問題を知らなかった・・・というよりも、明らかになっていなかったことがあったので、かなりえぐいことになっているが・・・。そこは未熟だったと反省するべき点だと思ってる。

(以下)

今回の講義では、情報収集方法や企業・仕事研究の必要性と企業・仕事の研究ポイントが主な内容だった。

一つ目の情報収集に関しては、間接的に、本やインターネットから情報を得るだけではなく、企業に勤めているOBを訪問することや、インターンシップなどを利用し、就業体験をすることを進めていた。その理由は、自分に合う仕事を見つけるためと、より自分にフィットした仕事と会社に出会うためと、入社先を決定する際に決断するためである。

そのためには、知っている企業の数を増やすことと自分の思考と照らし合わせることと働くイメージが持てるまで考えをまとめるということが必要である。

企業と仕事の研究ポイントは、まず、一社を決めて調べ、次に比較する企業を探すことである。

次に、志望とフィットした仕事を探す時、事業内容、仕事内容、会社と職場内容に気をつけて見る必要がある。そして、最後に、働くイメージをつかむ。必要がある。特に、どの会社に入るのか、根拠を探る必要がある。これは、企業の優先順位を整理するのに用いることができる。

今回の講義を聴いた感想は、まず、情報収集に関して、会社比較で、ここまで、分かるというのは、正直驚いた。また、企業の中には、消費者と直接取引をせず、企業間で取引きしているため、一般的に認識されづらい企業が存在しているが、その数が、多いということを知らずに、就活を行なっている人がいるというということが驚きだ。企業の情報を得ずに就活をやっているためだと思われるが、それにしてもここまで忠告するということは能々なことであると推定される。

このようなことが起きる背景には、ある種のプロパガンダが存在するためではないかと推定される。私が就活をする時はプロパガンダに引っかからないようにしたい。また、かつてのある機関の試験制度のように、正規研究員を募集しているようなところで、以外と知られていないところなど、調べることも重要ではないだろうか。このように私は思った。

それにしても、3年で、会社を辞めるというのは、どういう神経の持ち主なのだろうか。今、特に、中高卒がそうなのだが、職に就けない人々がたくさんいる。にも、関わらず、このような現象が起きるのは、会社内でプロパガンダのようなものが存在するからなのだろうか。それとも、フリーターの問題のように、バブルや高度経済成長時の驕りが残っているのだろうか。

(以上)

という内容だったが、実は、この頃には知らなかったことがあった・・・。それが「ブラック企業」である。この講義の少し後だったか、その頃に、「ブラック企業」というものを本のタイトルで目にした。その結果・・・なぜ、3年で辞めるのか?ということが分かったのだった。

やはり、状況はかなり悪くなっていたのかもしれないが、こういった社会的な話はこの当時は知らなかった・・・。

まあ、こういっちゃなんだけど、無知が一番、恐ろしいのかもしれない。

そういう意味では、理系の科目だけではなく、文系の科目や・・・そもそも、社会問題をキチンと知らなければならないと、後々で考えることになった講義だったというのが本当のところ。

やはり、キャリア教育以前に社会問題の教育が先なのかもしれないと・・・今から考えるとそう思ってしまう。

この記事が参加している募集

#熟成下書き

10,580件

#最近の学び

181,501件

よろしければサポートをよろしくおねがいします。