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・・愛里・・
2023年3月23日 16:47
プリンスの曲を聴いて浮かんできた情景・物語・言葉等をオリジナルの詩として起こした【プリンス曲妄想文】の朗読*意味ありげな視線に誘われ抱きしめようと腕を伸ばすとしなやかな身のこなしですり抜ける。いっそのこと力ずくで彼女を壁に押し付けその唇を奪ってしまえばいいのか?それとも愛してくれと跪いて懇願すれば僕のものになってくれるのか?いずれにせよ曖昧な笑
2023年3月20日 17:14
プリンスの曲を聴いて浮かんできた情景・物語・言葉等をオリジナルの詩として起こした【プリンス曲妄想文】の朗読*鳥類は大抵、雄が美しいとされているが。この密林の女王として君臨する彼女は別。若草色のボディに、たてがみは、紅、橙、黄金色へのグラデーション、くちばしは、フューシャピンクで、瞳はサファイアのような高貴な輝きを見せる。時折、気まぐれに姿を現す彼女に、皆、
2023年3月19日 17:41
プリンスの曲を聴いて浮かんできた情景・物語・言葉等をオリジナルの詩として起こした【プリンス曲妄想文】の朗読*もっとそばに来て。僕の愛しい人。こんな肌寒い夜には君のぬくもりを感じていたい。他人は僕たちのことをスキャンダラスな関係とかとやかく言うけど放っておこう。君と僕にだけこの奇跡のように素晴らしい絆が見えていればいいのだから。君は僕のミュー
2023年3月16日 17:20
プリンスの曲を聴いて浮かんできた情景・物語・言葉等をオリジナルの詩として起こした【プリンス曲妄想文】の朗読*何度も言ってるけど、僕は君を抱きしめたいんだ。僕は君のハートが欲しいんだ。君じゃなきゃダメなんだ。君以外に考えられないんだ。それなのに、君ときたら、いまだにつれない素振り。君のハートが刻むビートは熱を生み、君独特の芳しい香りを立ちのぼらせる。
2023年3月15日 16:15
プリンスの曲を聴いて浮かんできた情景・物語・言葉等をオリジナルの詩として起こした【プリンス曲妄想文】の朗読*覚えてる?「地上でまた逢おうね」と約束して、お互いの翼を広げて飛び立った時のこと。地上では、そんなことすっかり忘れてしまうから。君を探す手がかりもわからなくなってしまって。幾度かの出逢いと別れを繰り返し、少し疲れてしまった僕。そんな時に君は突然目の前
2023年3月14日 17:17
プリンスの曲を聴いて浮かんできた情景・物語・言葉等をオリジナルの詩として起こした【プリンス曲妄想文】の朗読*ここ数日の雨が嘘のように晴れ渡った空。暖かな午後。彼女の手をとって公園を散歩する。 時にベンチに腰かけ太陽光が射しこむと現れる噴水の虹を眺めたり。時に木陰で涼みながら抱き合ってキスしたり。歩幅を合わせてゆっくり歩きながら彼女の語る言葉と、僕に向け
2023年3月10日 16:26
プリンスの曲を聴いて浮かんできた情景・物語・言葉等をオリジナルの詩として起こした【プリンス曲妄想文】の朗読*女の子たちと話すのも割と得意だし、気分よく過ごしてもらうための配慮も忘れていないつもり。だから、僕は、それなりに女の子に囲まれている。いわゆる、『羨ましがられる』男なのかもしれない。ただ、女の子たちはどこか、僕を『みんなのもの』的に見ている。
2023年3月13日 18:59
プリンスの曲を聴いて浮かんできた情景・物語・言葉等をオリジナルの詩として起こした【プリンス曲妄想文】の朗読*フロアで踊る彼女を何人もの男が眺めている。僕もその一人。その体のラインと動きに見とれてしまって、時が経つのも忘れてしまう。きっと誰もが彼女に抱きつきたいくらいだろうけど、決してそれを許さない。悩ましげな表情に誘われているかのような錯覚に陥る。かと
2023年3月9日 18:35
プリンスの曲を聴いて浮かんできた情景・物語・言葉等をオリジナルの詩として起こした【プリンス曲妄想文】の朗読*ある意味では、後悔することもあるのだろう。それも覚悟の上。別れたからといって、あなたという存在を一生忘れることはないだろうし、心の片隅で、私にとっての特別な存在であり続けることは確か。一度は、家族となった人なわけだし。いつの頃からか、ボタンがかけ
2023年2月26日 16:37
プリンスの曲を聴いて浮かんできた情景・物語・言葉等をオリジナルの詩として起こした【プリンス曲妄想文】の朗読*誰を恨んでいるわけでもなく、誰を憎んでいるわけでもない。誰かを殺めたいわけでもなく、誰かを傷つけたいわけでもない。だが、胸の内で何かが渦巻く。その何かに自分が丸ごと呑み込まれる前に、制御不能になる前に、体中の力を振り絞って叫ぶ。喚き散らして、
2023年2月23日 16:46
プリンスの曲を聴いて浮かんできた情景・物語・言葉等をオリジナルの詩として起こした【プリンス曲妄想文】の朗読*あなたはいつだって私にきちんと言葉にして伝えてきた。「付き合ってください」「結婚してください」と。ハネムーン後もお互いの休みを合わせて旅行に行ったり。私も仕事をしているから料理が面倒な日は外食だったり、テイクアウトしたり。手抜きな家事
2023年2月15日 17:21
プリンスの曲を聴いて浮かんできた情景・物語・言葉等をオリジナルの詩として起こした【プリンス曲妄想文】の朗読*他に男がいるのは、知っていた。それがどうした。俺にも他に寝る女くらい、いた。一緒に飲むようになって。笑い合うようになって。そのうち寝るようになった。付き合うだとか、恋人であるとか、言葉で明確にしたことなんかない。誰かの女になるなんて、そんなこ
2023年2月15日 17:25
プリンスの曲を聴いて浮かんできた情景・物語・言葉等をオリジナルの詩として起こした【プリンス曲妄想文】の朗読*あの人は亡くなった。この人生で、はじめて、僕が心から愛し、こんな僕を愛してくれた、あの人が。素晴らしい時もたくさんあったけれど、後悔ばかりが残る。僕はもっと素直であるべきだったんだ。僕のあの人への気持ちに。僕はもっと饒舌であるべきだったんだ。
2023年2月15日 17:02
プリンスの曲を聴いて浮かんできた情景・物語・言葉等をオリジナルの詩として起こした【プリンス曲妄想文】の朗読*ゆらめきながら立ち上っていく煙は私の目の前で小さなスクリーンとなりあなたとの日々を映し出すあんなに愛し合ってあんなに憎しみ合って私の体を通り抜けていったもう既に 全てが過去の遺物今 煙の向こう側にいるのは煙草をくわえているただの男どんな時