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『Scandalous』朗読


プリンスの曲を聴いて
浮かんできた情景・物語・言葉等を
オリジナルの詩として起こした
【プリンス曲妄想文】の朗読





もっとそばに来て。

僕の愛しい人。


こんな肌寒い夜には

君のぬくもりを感じていたい。



他人は僕たちのことを

スキャンダラスな関係とか

とやかく言うけど

放っておこう。


君と僕にだけ

この奇跡のように素晴らしい絆が

見えていればいいのだから。




君は僕のミューズ。


君は僕に夢を見せてくれるんだ。

このベッドの中でも…。


夢は儚いから

こぼれ落ちていかないように

いつでも君を抱き締めていたいんだ。



脳が痺れるような

体がとろけるような

君との口づけで


まるで丸裸にさせられるような

僕を丸ごととらえる

君の瞳に見つめられるだけで



僕のイマジネーションの欠片は

そこかしこで煌めきだす。


それは無限に輝いて

決して光を失うことはない。


決して音を見失うことなどないんだ。



ずっと僕のそばにいて。



時おり、君の寝顔を見ながら

君の眠っている姿のすぐ隣で

ペンを走らせる。



きっと、君にもわからないね。

僕ひとりの密やかな歓び。



そうして朝を迎えさせて。

君との朝を。




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