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日本でも徴兵制?

イギリスやドイツで徴兵制の復活の話が出て、ネット世論にも変化が見られる。


➀X(旧twitter)

私はXの政治界隈の人達と交流があるが、彼らに対して疑念を持っている。彼らは国防に熱心なのであるが、何故、徴兵制の導入を主張しないのだろうか。


Xの政治界隈は、年齢的には若い人は少ない印象であるが、彼らのフォロワーには若い人達がいるようなので、フォロワーに配慮している面もあるかもしれない。また、彼らにも子供がおり、自分の子供は、徴兵の対象にされたくないと考えて、徴兵制の導入を主張しないでいるのかもしれない。

だが、それなら、何故、国防の強化をあれ程、強調するのだろうかという疑問が当然、浮かんでくるだろう。

Xの政治界隈の中には、日本では徴兵制が導入されないと想定している人達が多いことが、Xでの交流で、私にはわかっている。

彼らが考える、日本で徴兵制が導入されない根拠として、彼らが私に言ったのは


  「海や空の戦いで、素人は役に立たない。」

だが、島国のイギリスで徴兵制の話が出て、こうした主張は、Xでは以前ほど見かけなくなった。

日本の南西諸島は島の数が多く、配置する兵隊が足りないという説を読んだことがある。これが真実かどうか、私には証明できないが、もし真実だとすれば、陸上兵力を補うための徴兵制導入の根拠の1つになるかもしれない。


 「国際社会が日本の徴兵制導入を容認しない」

そういう主張をするのは、日本と関係が良好でない国なので、日本国が、そういう国の主張を受け入れる可能性は低い。

 
「ミサイルなど他の方法を充実させた方が効果的」

この主張には一理あるが、徴兵制を導入しない理由にはならない。

徴兵制の導入には国民の国防意識を高めるという意味もあり、役に立つかどうかとは別の問題なのだ。


②どのような制度になるか

 関心を持たれているのは、対象となる性別と年齢である。

先進国は女性も徴兵されることが多いようだが、妊娠中や子育て中は免除となり、これは少子化対策に使えるという声も上がっている。東アジア諸国では北朝鮮以外は女性は徴兵の対象とならない。日本が東アジア諸国と戦うなら、女性を兵士にするとリスクが増大しやすい。

年齢については18歳で徴兵して訓練となるだろうが、除隊後、予備役となるのが何歳までになるかが焦点となるだろう。イスラエルでは男女とも40歳までで、日本はどうなるかわからない。だが、少なくとも、40歳までは対象になってもおかしくはないだろう。戦争の規模が大きくなれば、対象年齢が拡大する可能性もある。(自衛隊は、最近、技能を有する人は、50代でも採用することにしたらしい。)

日本と同じ、第2次大戦の敗戦国のドイツが徴兵制復活の策定を開始したことも話題となっている。数年後には日本でも徴兵制が導入されているかもしれないような雰囲気になりつつあるようにも見える。


お読みいただき、ありがとうございました。


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