自分の好みと、自分らしさは一致しない。
セーターを着て、萌え袖で、
自販機でパックのいちごミルクを買って、
両手でちょこんと持ちながら、
ストローでちゅーちゅー飲んで、
髪はいつもふわふわに巻いてて、
ツインテールが似合って、
声が高くて、ふにゃっとした笑顔がかわいい。
... 学生時代、そんな女の子に憧れていました。
わたしの脳内で作り出された、わたしの理想。
でもね、どうしたって、
わたしはいちごミルクが好きじゃないし、
声は低いし、ツインテールも似合わない(笑)
パックの飲み物は片手で持つし、髪はストレートで、巻いてもすぐにとれちゃう。
ちょっとでもそんな理想に近づきたい!なんて足掻いたこともあったけれど、全然近づけずに、すぐに挫折しました(笑)
素でそれを満たしているひとがいたら、羨ましいことこの上ないのだけど、自分が好き勝手に作り上げた理想(タイプ/好み)に、自分自身がなれるわけじゃないのよね。
こんなふうになりたい!
こんなのいいな…!素敵!
と思う気持ちも、確かに自分のものだけど、
それが “わたし” にとって、しっくりくる生き方なのかどうかは、また別の話なんだよねぇ。
わたしには、わたしとして“自分”を活かす方向性が、きっとあるのだと思う。
自分に合わないこと、抵抗を感じることを無理やり取り入れようとしても、結局苦しくなっていくだけで。
やっぱり、自分にとってしっくりくること、抵抗がないことを選択するしか、“自分として生きる” とか “この世界で自分を活かす” という方向性に繋がる道はないんじゃないかなと思う。
つまり結局、自分の“感覚”に正直になることが大切なんだよねえ。
なんて、学生時代のわたしの理想(勝手な好み)をふと思い出したので、つらつらと綴ってみました。
(これ、以前書いた内容とも繋がる話かも!)
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