涙のうた
言ってしまえば、それぐらいしか救済手段がなかったのだ。ネットの中にある、広がっている世界がいつだって救いだった。例えば音楽のように。ねえ、すべてを否定はできないよ。どれもこれもが現実の私の血肉を作っているよ。
眠りに就いて時おり海に沈みたい。
きみがすき。女の子でごめんね。僕たちは、変えられない部分に惹かれあってた。そして、変えられるはずの部分に絶望してた。
それは、-解釈- -距離- -断絶-
また会えるといいね。知らなかった頃には戻れないよ。これも試練なのかな。普段はこんなに、強く求めることなんてないのに、もしかしたら、君がいなくなって、君と別れることを決めてから、より強く欠けたものを意識するようになって、満たされるその瞬間を待ち望もうとしたのかもしれないね。
樽のなかいっぱいにあるワインのように。愛してる。わたしは最後まで貫くよ。君が好きでいてくれたであろう私で。それを好きだと言ってくれた君がいるから。今日も詩が書けるよ。
ありがとう
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