見出し画像

上司が暇であること

会社で研修を受ける機会がありました。

リーダー職に就いた最初のうちは研修がたくさんありましたが、ある程度経ってからはインプットの機会が減っています。

自ら学ぶべきだとはわかってはいるけど、なかなか自分が何に困っていて何を学ぶべきなのかがわからないことがあります。

最近はまさにこれで、仕事に行き詰まっている感覚がありながらも、何をどう紐解けばいいのかわからない毎日でした。

そんなときに受けた今回の研修。タイトルにある「上司が暇であること」という言葉が最も印象深く残ったので、書いておきたいと思います。

部下の相談先=上司


上司とは何なのかというと、あくまで部下を束ねる「役割」を持ったひとです。

上司だから偉いとか尊敬しないといけないとかいう話ではなく、仕事の環境を整えたり、指示を出したりするひとだと捉えています。

上司が的確に判断をして指示を出すには、部下からの報告や相談が気軽に正しく来ることが大事です。

部下からの報告がそもそも歪曲していたり、上司の機嫌を損ねないように言い換えられていたりしたら誤った指示になってしまうからです。

上司が暇であること


そのために改めて大事にしないといけないのは、「上司が暇であること」なのだと学びました。

実際上司は忙しいものだけど、部下には忙しさを見せずに暇そうに振る舞う。そうすれば、部下も「ちょっと相談してみようかな」と思うという話です。


最近の私はいろんな悪循環でタスクが溜まって忙しく、自チームのメンバーとあまり話せていない実感がありました。少し前はメンバーから積極的に連絡をもらえていたのに、連絡が減ったという実感もありました。

また、これは私から上司に対しても同じでした。私も忙しいけど上司も忙しそうなので、自分でなんとかしないといけない。そう思ううちに相談をあまりしなくなり、気づけば悪循環にはまっていました。


暇であるかのように振る舞う


上司と部下の関係性が悪化するのは本当に一瞬。しかも急に孤独を実感したりもするので、心が折れそうになります。

だけど、この状況を苦しいと思うのは、自分がまだ頑張りたいと思っている証拠。そう捉えて、「上司は暇であるかのように振る舞う」ことを実践してみたいと思います。

7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️