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わたしは人に頼りまくって生きていこうと思う

ベルリンに来て、思っていることがある。それは、人に頼りまくって、生きていこうということ。

そんなことを言いながらも、やっぱり私は自分ですべてをなんとかしたくなるもので、きっとまた暴走をするのだろうけど。

私はここでも、この先住むどこかの国でも、あるいは場所を問うものにかかわらず、人に頼りまくって生きていきたいと思う。


自分でやること


ここまでの渡独準備は、ほとんど自力でやった、つもりでいる。

韓国の時のような、すべてを教えてもらえる留学エージェントは依頼していないし、仕事準備も自力で、自分で決断をしてやってきた。

この体験は大変だったけど、私の自信になってくれた。私は自力で海外に来た、私は自分でここまで来れたのだ、と。


実際には友人に助けてもらったり、家族に支えてもらったり、学校などの申し込みはエージェントに助けてもらったりと、自力だけではないのだけど。

でも、私の中のラインでは、自力でやったことが多いというか。そんな感じで、自分でやって、ここまで来たように思っている。


誰かに頼ること


私が長子だからか、あるいは他の理由があるのか、私は誰かに頼るのがめちゃくちゃに苦手だ。

友人や家族に支えてもらったと書いたけど、これができたのが私の中では大きな進歩というくらい。

「誰かに迷惑をかけてはいけない」「誰かが得た経験にフリーライドしてはいけない」と、言ってくる私がずっといる。

そう言ってくる私は、いまもしっかりといる。だけど実際には、今回のドイツ準備でも、こうして頼ることができた。


それに、異国であるドイツに来たいま、私が誰かに頼らずに生きていくことは無理だ。

例えばいまだってすでに、語学学校のスタッフや、ホームステイ先のホストマザーに助けてもらってここにいる。

それに加えて、この先は家探しをするから、こっちにいる友人に大いに頼る予定がある。

私は、この場所で大きく誰かに頼らなければ、おそらくうまく生きていけない。そういう意味で、私は誰かに頼る必要がある。


人に頼りまくって生きていく


雨のベルリンを歩きながら考えていた。ベルリンは、雨が多い。というか、霧のような雨が多くて、傘をさしても水が入ってきて濡れる。

寒くて暗い冬が、長くある街がベルリン。

そんな街で、私がひとりで生きていけるなんてうぬぼれないでおこう。私はちゃんと、誰かに頼ろう。

物理的なものもそうだし、心におけるものとしても。私たちは頼り頼られることで、自らを保てるようにできているから。


もう少し落ち着いたら、こっちにいる長年の友人に会いたいと思う。日本語でコミュニケーションが取れて、昔から私を知ってくれている貴重な友人。

プライドは持ちすぎず、誰かに頼る。恥ずかしいとか私なんかに時間を取らせてしまってとか言ってられない。

人に頼りまくる精神で、生きていこうと思う。

7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️