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身体は正直

早速ですが、今日は「身体は結構正直だ」というお話です。

*身体は正直

皆さんはこれまでの人生でどんな「痛み」を体験してきましたか?
生きていれば誰でも多かれ少なかれ、大小さまざまな痛みはつきものですが、心身健康であれば特別気にすることもなく、当たり前に、当たり前のように、何も疑わず、自然に今ある日常を送っていることでしょう。

ですが、そんな当たり前の日常も自分でも誤魔化しきれないことがあります。
それは「身体の状態」、「身体は正直」ということです。

疲れていたりストレスが溜まると吹き出物が出来たり、どこか調子が悪かったり、体調を崩したり。。。
一番分かりやすく、嘘をつけないのが「身体」です。
 
不自由を知って、自由に気付く。
非日常を知って、日常の有り難さに気付く。
失ってから、初めて大切なモノに気付かされる。 

そんな大切なことを教えてくれる「きっかけ」の一つでもあるのが
身体の不調、痛みです。

*例えば、肌に吹き出物が出たとき

吹き出物が邪魔で、気になって、ついつい触りたくなって下手に触わって化膿したり、ついつい触って周囲に飛び火しちゃったり、一見完治したかと思ってもまたすぐに繰り返し吹き出物ができたり・・・
こんな経験、多かれ少なかれ皆さんあるのではないでしょうか?

吹き出物がある状況に我慢できなくてブチっと潰してしまう。
でも無理に潰すと痕が残る。
そう、わかっている。
わかっているのに今の状態に我慢できずに潰してしまう。
 
あなたはどのタイプですか?
治る前に我慢できずに潰しちゃいますか?
そのうち治るでしょ!と吹き出物なんて気にせずいつも通り過ごしますか?
治るまでじっと我慢して時間の経過に身を任せますか?
早く完治したいと生活を見直して自身でケアして完治を目指しますか?
悪化しないように早期に専門医を受診しますか?
 
いずれにしても吹き出物は、
吹き出物が出る「根本的な原因を解決をしないと治らない」。
生活習慣やパターンを見直さないと根本的には治らない。
そして、膿を出さなくては根本的には治らない。
 
でも現状が自分にとって良くない状況や環境だった場合、
その根本解決に向かうことができるのも、これです↓

★不自由を知って、自由に気付き、
★非日常を知って、日常の有り難さに気付き、
★失って、初めて大切なモノに気付かされたから。
★そして、痛みを知って自分にも他人にも優しくなれる。

*人生も同じ

だから、この吹き出物の例は人生と同じだと思うのです。
人は不調や痛みを抱えているとモチベーションも活動力も低下します。
ですが、以下のようなパターンもあります。

1.痛みを感じないうちは自分が気にさえしなければ(気にならなければ)やり過ごせる
2.痛みを感じても薬に頼ってまだやり過ごせる
3.薬も効かず、痛みだけでなく、表面的に見て見ぬ振りできない身体の異変や不調が現れたとき(どうもこうも自分に嘘つけない状態)でダウン

1、2、3は、人によって自分がどの段階で限界を迎えるか、自分の状態を素直に受け入れ対処ケアを始めるかは異なります。
ですが、できることなら1の時点で何らかのケアをする必要があり、それはとても重要なことです。

しかし現代人は、様々な事情からなかなか1で対処ケアできる人は少ないように思います。
1の時点で対処ケアをしたかしないかでその後の経過は大きく異なるのですが、3まで至って初めて対処ケアを考え、行動する人も少なくない。
この場合は回復、完治するのにとても時間を要します。

*五感力と感知力

そんな時、重要なのが「五感力」と「感知力」です。
お悩みがあってセッションを利用されるクライアント様の中には、自分の日々の心身の変化に比較的敏感な人と鈍感な人がいます。
ホリスティックな視点で様々な角度からお話を伺っているとそれらはとても顕著に現れます。その時点でも、先程あげた1〜3のどの段階で対処ケアを始められるかに違いが生じますし、得られる効果や結果にも差が生じます。

そして「五感力」と「感知力」は日常的に使っていないと眠ったような状態になってしまい、目覚めさすには様々なアプローチが必要です。

アプローチといっても特別なことではなく、子どもの頃に自然とやっていた遊びの中にたくさんのヒントがあるように、草木に触れたり、泥遊びをしたり、美味しいものを食べたり、虫もお友達のような感覚だったり、大好きな音楽を聴いたり歌ったり、気持ちがいい毛布にくるまって眠ったり、絵を描いたり、物語を作ったり、自由におしゃべりしたり・・・

人間は誰しも生まれながらに「その人なりの感覚的なもの」を持っています。

「心地いい」も「心地悪い」もあなたなりの、あなただけの感覚というものがあって全然OKなのです。
気持ちや精神力でここまで乗り越えて来れたことも、身体(心と身体)を壊してしまったら元も子もない。
これは私自身の実体験からも言えることです。
あなたはあなたの感覚を、まずは素直に感じ、大事にしてあげてください。

貴重なお時間、最後まで読んでくださりあリガとうございます。
( ᴗ̤ .̮ ᴗ̤人) *•.❥*



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