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近未来麻雀小説(10)ストーリー展開方式の検討

これまでのあらすじ

 新キャラとして登場した書物奉行が国家機密を掘り下げると、少林寺十八羅漢ロボットは新華強北奉行所にだけに配属されている最強の岡っ引き(町奉行に属する同心の下で、犯罪捜査や容疑者や被疑者の逮捕を行う警察の巡査)のようなロボット軍団ではなく、中華人民軍の超極秘プロジェクトの一環として、来るべき麻雀戦争の兵士であることが判明した。

22世紀の麻雀ロボットによる麻雀戦争のイラストを横長で描いてください。

 さらに、新華強北は大中華帝国の首都ではなく、遠山金太郎奉行の役職は、秋葉原商店街の町内会長と同格程度であること、そしてこの近未来麻雀小説がまだ地区大会のレベルで、今後、市大会、県大会、自治区大会、省大会、国体会と勝ち進む必要があることが判明した。

 この方式ではサッカー漫画なら『キャプテン翼』、『シュート!』、『エリアの騎士』、『アオアシ』、『DAYS』、野球漫画なら『タッチ』、『H2』、『MAJOR』、『ROOKIES』、『おおきく振りかぶって』、『ダイヤのA』、バスケットボール漫画なら『SLAM_DUNK・スラムダンク』、『あひるの空』、『黒子のバスケ』、バレーボール漫画なら『アタックナンバーワン』、『少女ファイト』、『ハイキュー!!』、テニス漫画や卓球漫画なら『エースをねらえ!』、『ピンポン』、『テニスの王子様』、『ベイビーステップ』、柔道漫画なら『YAWARA!』、自転車競技漫画なら『弱虫ペダル』、バドミントン漫画なら『はねバド!』、競技かるた漫画なら『ちはやふる』のような長期連載になりかねないことに、作者は愕然とした。

ストーリー展開方式の検討

 全中華麻雀制覇後に、ワールドカップのような予選ラウンド麻雀、本大会のグループステージ麻雀、ノックアウトステージ麻雀、世界決勝戦麻雀が続く可能性もあるので、連載を早期に終了する方式を検討する。

聖闘士星矢方式
 聖闘士星矢方式では、ブロンズ雀士、シルバー雀士、ゴールド雀士の三段階でストーリーを終了させることが可能である。

あしたのジョー(矢吹ジョー)方式
 矢吹ジョー方式では、不良雀士、中華チャンピオン雀士、東洋チャンピオン雀士、世界チャンピオン雀士という四段階方式で連載を終了させることが可能である。

ゴルゴ13方式
 ゴルゴ13方式なら、毎回一話完結で、任意の国での半荘だけを描いて、好きなタイミングで終了でき、必要に応じて好きなだけ連載を続けることが可能である。

ジョジョの奇妙な冒険方式
 ジョジョの奇妙な冒険方式では、一部で完結しても問題はなく、しかも、対局相手のボスキャラをディオ・ブランドー、カーズ、DIO、吉良吉影、ディアボロ、エンリコ・プッチ、ファニー・ヴァレンタインのように設定可能である。しかも、新中華麻将は奇妙な上がり手が重要な要素なので、タイトルを『マチルダの奇妙な麻雀』と変更しても何の違和感もない。

マチルダの奇妙な麻雀 
1部:ファントムブラッド麻雀
2部:戦闘潮流麻雀
3部:スターダストクルセイダーズ麻雀
4部:ダイヤモンドは砕けない麻雀
5部:黄金の風麻雀
6部:ストーンオーシャン麻雀
7部:スティール・ボール・ラン麻雀
8部:ジョジョリオン麻雀
スピンオフ作品:岸辺露伴は哭かない

つづく…

武智倫太郎

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