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今日の1枚:リスト《ファウスト交響曲》(マダラシュ指揮)
リスト:
ファウスト交響曲 S.108
メフィスト・ワルツ第1番『村の居酒屋での踊り』 S.110-2(レーナウの「ファウスト」による2つのエピソードより第2曲)
BIS, BISSA2510
ゲルゲイ・マダラシュ指揮ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団
録音時期:2023年8月29日ー9月1日
フランツ・リスト(1811−1886)の《ファウスト交響曲》について採り上げるのは2度
今日の1枚:ラヴェル管弦楽曲集(スーストロ指揮)
ラヴェル:
組曲『クープランの墓』
高雅で感傷的なワルツ
スペイン狂詩曲
海上の小舟
亡き王女のためのパヴァーヌ
Danacord, DACOCD982
マルク・スーストロ指揮オーフス交響楽団
録音時期:2023年5月22-26日
1949年生まれの指揮者マルク・スーストロは、1975年のブザンソン国際指揮者コンクール優勝者であり、ロワール地方管弦楽団やボン・ベートーヴェン管弦楽団、さらにはマ
今日の1枚:「アフリカン・ピアニズム」第2集(レベカ・オモルディア)
『アフリカのピアニズム』第2集
ジルマ・イフラシェヴァ:エリルタ(喜びの叫び)
サリム・ダダ:アルジェリアの小曲集
ナビル・ベナブデルジャリル:前奏曲第1番『魔術的な朝』第2番『幻影と光』、無言歌、夜の戦慄
モカレ・コアペング:前奏曲変ニ調
グラント・マクラクラン:『我々は何を成したか?』
フェラ・ソワンデ:ヨルバの神聖な民謡旋律によるふたつの前奏曲第1番『我が母に』
フローレンス・プライス:ファ
今日の1枚:ブラームス、ヴァイオリン・ソナタ全3曲(諏訪内晶子)
ブラームス:
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調作品78
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調作品100
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調作品108
Decca, UCCD45029
諏訪内晶子(ヴァイオリン)
エフゲニ・ボジャノフ(ピアノ)
録音時期:2023年10月
ヨハネス・ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全3曲は実に録音の多い作品です。それはもちろん、曲としてのクオリティが非常に高いうえに、
今日の1枚:ブラームス、交響曲全集(ネゼ=セガン指揮)
ブラームス:
交響曲第1番ハ短調 Op.68
交響曲第2番ニ長調 Op.73
交響曲第3番ヘ長調 Op.90
交響曲第4番ホ短調 Op.98
Deutsche Grammophon, 4866000
ヤニック・ネゼ=セガン指揮ヨーロッパ室内管弦楽団
録音時期:2022年7月(第1番、第2番)、2023年7月(第3番、第4番)
ヤニック・ネゼ=セガンはヨーロッパ室内管弦楽団と共演して、これまでシ
今日の1枚:ヴィヴァルディ《四季》ほか(リナ・トゥール・ボネ独奏)
ヴィヴァルディ:四季 Op.8/1-4
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季
Glossa, GCD924703
リナ・トゥール・ボネ(バロック・ヴァイオリン、指揮)
ムジカ・アルケミカ
クアルテート・アルケミコ
録音時期:2023年11月27-29日
ヴァイオリン奏者のリナ・トゥール・ボネは以前ラヴェルの室内楽作品を入れたアルバムが話題となりましたけれども、本業というか、メインの活動領域
今日の1枚:ブラームス、弦楽五重奏曲第1,2番(グリンゴルツ四重奏団)
ブラームス:
弦楽五重奏曲第1番ヘ長調 Op.88
弦楽五重奏曲第2番ト長調 Op.111
BIS, BISSA2727
グリンゴルツ四重奏団
リッリ・マイヤラ(ヴィオラ)
録音時期:2023年6月5-9日
評論家吉田秀和がヨハネス・ブラームスについて書いた文章をまとめた本が河出文庫から刊行されています(『ブラームス』、2020年)。そこでは「ブラームスには、すぐれた室内楽作品がいくつもある」
今日の1枚:コープランド《アパラチアの春》ほか(オクサリス)
「アメリカン・アルバム」
コープランド:『アパラチアの春』組曲(13奏者のための)
アダムズ:シェイカー・ループス(1978)(弦楽七重奏のための)
マルサリス:ミーラーン(2000)(ファゴットと弦楽四重奏のための)
Passacaille, PAS1154
アンサンブル・オクサリス
録音時期:2023年7月11,12日、9月10日
アーロン・コープランドが1944年に書き上げたバレエ音楽
今日の1枚:ブルックナー、交響曲第5番(シャニ指揮)
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB.105(ノーヴァク版)
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
ラハフ・シャニ(指揮)
Warner Classics, 5419779201
録音時期:2021年8月24-27日
コントラバス奏者から指揮者に転じたラハフ・シャニは、2018−2019年のシーズンにロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任し、一躍脚光を浴びることとなり
今日の1枚:フロラン・シュミット《サロメの悲劇》1907年版(アルティノグリュ指揮)
フローラン・シュミット:
《サロメの悲劇》作品50(1907年オリジナル版全曲)
チェロと管弦楽のための《悲歌》作品24
Alpha, ALPHA941
アンバー・ブレイド(ソプラノ)
フィリップ・シュテムラー(チェロ)
アラン・アルティノグリュ指揮フランクフルト放送交響楽団
録音時期:2021年1月、2022年6月
1907年5月、パリ・シャトレ座でリヒャルト・シュトラウス(1864−194
今日の1枚:ストラヴィンスキー《プルチネルラ》ほか(ユロフスキ指揮)
ストラヴィンスキー:
バレエ音楽『プルチネルラ』全曲
交響曲ハ調
オード
トレニ:預言者エレミアの哀歌
変奏曲(オルダス・ハクスリー追悼)
レクィエム・カンティクルス
LPO, LPO0127
ヴラディーミル・ユロフスキ指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、合唱団
アンハラッド・リドン(メゾ・ソプラノ)
サム・ファーネス(テノール)
マシュー・ローズ(バス)
エリザベス・アサートン(ソプラノ)
今日の1枚:ジョン・ウィリアムズ、ヴァイオリン協奏曲第1番ほか(エーネス独奏)
レナード・バーンスタイン:プラトンの「饗宴」による《セレナード》(1954)
ジョン・ウィリアムズ:ヴァイオリン協奏曲第1番(1974-76)
Pentatone, PTC5187148
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
ステファヌ・ドネーヴ指揮セントルイス交響楽団
録音時期:2023年1月、2019年11月
既に御年90歳を越えた作曲家ジョン・ウィリアムズは、いまだ矍鑠としてウィーンやベ
今日の1枚:リスト&ジャエル、ピアノ協奏曲(ベンサイード独奏)
マリ・ジャエル:ピアノ協奏曲第1番ニ短調
フランツ・リスト:メフィスト・ワルツ第3番S.216、ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124
NoMadMusic, NMM119
セリナ・オネト・ベンサイード(ピアノ)
デボラ・ヴァルドマン指揮国立アヴィニョン=プロヴァンス管弦楽団
録音:2023年
フランスでは近年、19世紀から20世紀前半にかけての女性作曲家の作品が多く蘇演ないし初演されて話題を呼
偏愛の1曲:ヤナーチェク《カプリッチョ》
レオシュ・ヤナーチェク:左手と管楽のための《カプリッチョ》
EMI Classics, CMS2376062
ミハイル・ルーディ(ピアノ)
チャールズ・マッケラス指揮パリ・オペラ座管のメンバー
録音:1995年6月
好きな作曲家をひとり挙げるならば誰?という質問に対しては答えようがないけれども、「こういう作曲家になりたかった、という人をひとり」ならば、私の場合迷うことなく答えはレオシュ・ヤナー