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転職が多いビジネスマン(ジョブホッパー)は本当に悪者なのか?多様な経験から得た価値と独自の視点


はじめに

私は、約30年間の間に、多くの転職を経て、通信とインターネット分野で様々な業務経験(営業・プリセールス・事業開発・事業立上・エンジニア・プロマネ)を積んでまいりました。これまでの経歴が私にもたらしたユニークな能力と視点を、簡潔にお伝えいたします。

1.  複数業界での経験(でも産業は通信とインターネットの業界に特化しておりました。)

異なる企業や業界での営業経験から、様々なビジネスモデルや顧客のニーズを理解。これにより、柔軟かつ効果的な問題解決能力を身につけました。

私の場合、具体的には、様々な製品と経験(ハードウェア、ソフトウェア、サービス、コンサルティング、事業立ち上げ、SEO/SEM対策、携帯電話システムの設計・運用・保守、携帯電話デバイスのプロダクトとサービスの企画・提案・事業立ち上げ等々)をしてきました。一見、関係ないように見える製品と経験ですが、すべての製品と経験は、「通信」と「インターネット」を軸として、勤務経験を積んできました。

2.  多様な文化への適応力

様々な環境で働くことで、異なる文化に適応する力を養いました。これが、異なるチームやクライアントと円滑に協力し、理解を深める基盤となっています。

私の場合、ベンチャー企業の新規立ち上げや、多国籍企業(外資系企業)で多く働いた経験により、多くのノウハウをためることができました。もちろん、日本企業での勤務経験もございます。特に外資系企業の場合、アメリカ企業・中国企業・フランス企業での勤務経験・業務経験は、非常に多様な文化を理解し、それぞれのビジネスマナーや戦略を深く知る良い機会となりました。

特に、一般的な話ではありますが、日本企業と外資系企業は、カルチャーや給与水準、福利厚生(ストック制度など)に、非常に大きな違いがあります。ご存じの通り、外資系企業のほうが、圧倒的に、給与水準は高いです。同じ部長職でも、日系企業の2~3倍の給与水準になる事すらあります。

外資系企業で働くと、必然的に英語が必要になってきます。また、外国のビジネスのカルチャーも身に着けることができます。日本企業も日本独特の人間関係やカルチャーがありますが、それと同じように、それぞれの国の企業にも、独自の人間関係やカルチャーがあります。

3.  顧客志向の強化

異なる企業で培った経験から、顧客の立場に立ち、ニーズを正確に把握するスキルが向上。これが、高い顧客満足度を生む強みとなっています。

4.  トレンドへの敏感性

異なる業界での経験から、市場の変化や新たなトレンドに対する敏感性が養われました。これが、変化の激しい環境での戦略的な意思決定を支えています。

参考リンク:優秀なジョブホッパーを見極める方法


終わりに

私の経歴が12回の転職を通して培ったこれらの特徴が、新たなチームにおいてもプラスとなることを確信しております。これまでの多様な経験が、私の仕事において独自の視点と価値を提供します。どうぞよろしくお願いいたします。

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