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NOINで1位獲得の裏側にいたアジャイルコスメの「第3のファン」とは?


アジャイルコスメの購入は、自社ECがメインですが一部外部ECにも出品しています(いちばんお得なのは自社ECの定期便です)。

直販としてはAmazonや楽天がありますが、委託という形をとっているのは現時点ではNOINさんだけ。

アジャイルコスメがNOINでの出品を選んだ理由は、単にインスタライブやNOINの公式アカウントでの紹介を通して、アジャイルコスメのファンを増やすことができたからではありません。

NOINスタッフの皆さんが誰よりも熱量をもってブランドを広めてくれる、説得力あるプラットフォームだったからです。

そこで今日はNOINさんとの取り組みから学んだ、ブランドでもユーザーでもない、熱量を持つプラットフォームという「第3のファン」の持つ力について書いていきたいと思います。

きっかけはアジャイルコスメを使った男性営業の方との出会い

まずNOINについて簡単に説明を。

NOINは250万DLを超える日本最大級のコスメオンラインショップを運営し、「本当にほしい化粧品が『見つかって』、それが『当たり前に買える』世の中をつくる。」ことを目指してECを運営しています。26万人ものフォロワーを抱えるInstagramなどSNSのコンテンツ発信でもブランドを紹介し、インスタライブや質問コンテンツなどでユーザーの声を拾いながら出品ブランドを拡大しているところが特徴です。

そんなNOINとACPが出会ったきっかけは、ジェンダーニュートラルなアンダーウェアなどで知られるREINGさんが主催した、”MY BEST”を見つけるためのビューティーイベント「mirrors」

ACPも協賛として時計遺伝美容液を提供していたのですが、そのイベントに個人的に出席したNOINの男性営業の山川さんが「直感的に気になる」とACPに目を留め、実際に使ってみた結果として「自分が使ってみて本当に良いと思えたから、もっとNOINのユーザーにもACPを知ってもらいたい」とお声がけしてくださいました。

初めてお会いしたときからいわゆる営業トークでなく、いち個人としてACPの製品を気に入ったということ、ブランドの考えを面白いと思ってくださったことを伝えてくださり、その熱量が伝わってきたのが印象的でした。

そしてNOINインスタライブの担当スタッフの方も「白いオイル」を気に入ってくださり、まだ出品は決まっていない状態でしたが一度ACPのスタッフも交えたインスタライブを開催する運びに。まずはNOINユーザーにACPのことを知っていただける機会を一緒に作ることができました。

アジャイルコスメ開発者も同席したインスタライブでわかった反響

そして今年の1月上旬、インスタライブを開催。NOINのインスタライブ担当のスタッフ、ACPのスタッフの他に、ACPの開発担当者である江口も同席してもらい「From the lab」「イメージより効果」というブランドの個性を伝えることを意識しました。

ライブ中も使い方や成分などたくさんの質問をいただき、その場ですぐにお答えできる体験は私たちにとってもかなり新鮮。ユーザーと距離が近いコミュニケーションでブランドのことをリアルに知っていただけた気がします。

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ちなみにインスタライブ前に募集した質問では、他の製品との違いやオリジナリティが気になる方が多かったです。

そしてもうひとつ、NOINというプラットフォームの特徴として印象的だったのが、直接ブランドの人に深く聞きたいという気持ちが視聴者の方に強くあったことでした。

それぞの製品の個性や働きを知ることそのものを楽しみながら、自分に合ったものを探したい。

そんなコスメやスキンケアが本当に好きなユーザーが集まっているのがNOINさんの特性であり、それはこれからお話するNOINスタッフの皆さんの「言語化力」によるものなのではと思っています。

NOINが未出品ブランドでも熱量もって紹介する理由

先述のようにインスタライブ時点では、まだNOINさんでの出品は決まっていませんでしたが、それでも熱心にブランドの魅力を伝えようとしてくださったり、配信後も、公式のInstagramやTwitterでも自ら熱量あふれる紹介を投稿してくださっています。

未出品ブランドでもなぜそこまで力を入れているのか伺ってみたところ、

自分たちのプラットフォームで最終的にそのブランドが出品しなかったとしても、NOINを通してユーザーが新しいブランドを知って発見してもらう「Discovery」ができることがNOINのバリューだと思っているからです。

というNOINさんの思いを教えていただきました。

実際、注目のブランドを見つけて紹介するスタッフには固定のファンがいるのだとか。

「良いものだから知ってほしい」というスタッフの熱量がユーザーにも伝わり「この人が紹介するものならほしい」という信頼関係が生まれているのを感じました。そしてそれは、ACPが理想としている「ACPのファンがその魅力を言語化し、さらに誰かに伝えていく」という広がり方とぴったり重なるのです。

この考え方についてはこちら↓

このようなNOIN発の事前のコンテンツによってNOINユーザーからも「出品してほしい」という反響をいただき、4月3日から満を持して「白いオイル」「時計遺伝美容液」の14日間サイズを限定販売。

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その結果、なんと「白いオイル」が全年代の美容液ランキング1位、時計遺伝美容液も上位にランクイン!あっという間に完売となりました。

プラットフォームに「第3のファン」になってもらう

と、ここまでここまでNOINさんのプラットフォームとしての個性や良さについてひたすらに書かせていただきましたが、私たちもただ出品していたわけではありません。

大前提としてACPは、使っていただく方すべてに本当にファンになっていただけるような製品づくりとコミュニケーションを大事にしています。

それは、NOINスタッフの皆さんへの向き合い方も同じです。

画面越しとはいえ、NOINを見て心を動かされるユーザーは、スタッフの皆さんの熱量を感じていて、その熱量でそのブランドがいかにおすすめかを判断しています。

そういった意味では、NOINスタッフの皆さんは、ブランドを作るACPメンバー、そしてACPユーザーに次ぐ「第3のファン」と言えるのです。

なので、こちらがご説明させていただく際にもスタッフ皆さんの目線の動きや製品の使い方、最初に発せられる言葉などをとても大切にして、全てをユーザーフィードバックとして受け止めるようにしていました。


ブランドは出品者として情報を与えるという立場ではなく、一緒に売り場を作っていきたいという思いをもって密なコミュニケーションをとる。

その結果、本当にコスメが好きなプラットフォームが熱量を持ってブランドを紹介し、同じく本当にコスメが好きなユーザーにその良さが伝わる。

そんな良い流れを公式サイト以外のECで作ることできたのが、私たちにとっての大きな学びでした。
たくさんの商品が並ぶECプラットフォームでは、リアル店舗と違いブランドが売り場を作ることはありません。しかし、その思いが伝わることで「消費」としての製品が「価値をもった製品」につながるのだと思っています。

アジャイル コスメティクス プロジェクトとは

アジャイル コスメティクス プロジェクトは「天然由来成分」の持つ「豊かな有効性」を最大限引き出しながら、製品の「官能性」を追求するスキンケアブランドであり、購入者の意見を取り入れ、製品を迅速に進化させていくプロジェクトです。

このnoteでは私たちのプロダクトに込められたストーリーや、自分の肌が心地よくあるためのヒントをお届けしていきます。

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ACPの自己紹介記事はこちら


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