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「”ありたい自分”をもっと楽しめる場所を」人目や性別を問わず、メイクの悩みやアイデアを共有できる世界をめざして - #mirrorsclub イベントレポート

-REINGが、”MY BEST”を見つけるためのビューティーイベント「mirrors」を始動しました

美容は単に外見を綺麗にするためだけではなく、ありたい自分でいるためのもの。人目や性別を問わず、メイクや美容を楽しみたいと感じる人たちに集まっていただき、気兼ねなくそれぞれの「ありたい自分」を共有してもらいました。第1回目は、性別や年齢を問わず、共通する「ベーシックスキンケア」と「ベーシックメイク」のやり方やポイントをプロの世界で活躍するモデレーターからレクチャー。モデレーターと参加者全員で日頃のメイクの悩みや美容に対するアイデアを対話スタイルで共有しました。

-多様なファッションやメイクを纏った参加者たち

当日は参加者の皆さんのスタイルの幅広さが印象的でした。鏡に映る自分に対する悩みの大きさや、自らが持つアイデアのバリエーションはそれぞれ違いがあるかもしれない。好みやスタイルは異なれど、全ての人がmirrorsのコンセプトに共感してくれていることに嬉しく思いました。

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-靴を脱いで、お家のようなリラックスした空間

白を基調としたシンプルな部屋にアースカラーのラグとクッションを置き、まるで家のリビングのような居心地の良さを目指しました。参加者の方からは「あたたかい雰囲気」「親しみやすい空間」といった声をいただいたりと、「人目を気にせず、ありたい自分を自由に表現できるようにしたい」というmirrorsのメッセージを形にできたのではないかと思います。
これからどんな関わり合いが生まれるのか・・・ 私たちもドキドキしながら、いよいよレクチャータイムの開始です!

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- 飾るためだけではない「メイク」

第一部のテーマは「スキンケアとベースメイク」。『オトナ男子LABO』で身だしなみメイクの発信をする宮永えいと君にお話いただきました。多くの方の学び時間となったのがNGスキンケア習慣のチェックタイム。男女関係なく、みなさんの悲鳴が会場を包み込みました(笑)。
ベースメイクの体験タイムではヒゲ周りに残るクリームの対処法について質問が飛んだりと、メイクの悩みも多種多様。女性参加者からは「男性のメイクについても知りたかったので、勉強になった!」とコメントいただき、参加者それぞれが自らのメイクの認識を新たにするきっかけとなったようでした。

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えいと君にとって、メイクはスキンケアの延長線上にあるもの。メイクの楽しさは自分の性質を知り、自分に合う化粧品を探すこと。たくさんの失敗をして、自分にとってとびきりの一番を見つけたいと思うその気持ちこそが大切ですよね。

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- 「アイブロウメイク」でありたい自分をつくる

第二部ではヘアメイクアップアーティストの愛結美さんと、ボディペイントなど様々な方法で「自分らしさ」を形づくるネイリストの麻憂子さんに、印象を変えるアイブロウ(眉)メイクについて紹介いただきました。
眉は顔のフレーム。今日の自分がなりたい、見られたい姿を参加者同士で共有しながら、どんな眉を描いていくのか自分自身で模索していきます。

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モデルを使って左右で異なる眉の形で与える印象の違いを確認。イメージの再現度を上げる上で、モデレーターに話を聞くだけでなく、他の参加者にアドバイスをもらっている方もちらほら。今までメイクに対する興味はあるものの、ありたい自分をつくるための具体的な方法がわからなかった方々から「メイクに関するコツを覚えた」「実際に試しながら、みんなと楽しく知ることができてよかった」との声をいただきました。

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- 全ての人に美容を楽しんでほしいというメッセージ

今回のイベントは、mirrorsの理念に共感いただいたコスメブランドの協力なくしては成し得ませんでした。どのブランドも既成概念にとらわれずジェンダーフレンドリーで、全ての人に美容を楽しんでほしいというメッセージをお持ちです。学んだことを家に帰った後も実践できるようにと、サンプルのご提供をいただき、結果、豪華なお土産に皆さんの顔もほころびました。

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AGILE COSMETICS PROJECT
「イメージはいらない、効果だけがほしい」天然由来成分 の持つ豊かな有効性を最大限に引き出しながら、製品の 官能性を追求し、購入者の意見を取り入れてupdate し続けるD2Cスキンケアブランド。

BARTH
自然療養でも使われる、ドイツの希少な お湯「中性重炭酸泉」を家庭のお風呂で 体験できるよう開発した入浴剤「BARTH(バース)」。 重炭酸の技術を詰め込んだプロダクトを発信するブランド。

BOTCHAN
Look beyond.「男らしく」を、脱け出そう。 メンズを超えた、魅せるためのスキンケア。 自分の感性でもっと自由にスキンケアを楽しむ、 そんな時代の幕開けを予感させる メンズコスメティックブランド。

FIVEISM×THREE
ひとりひとりの個性を尊重し、年齢や男女などの 既成概念にとらわれない新しい時代の「自己表現」 を提案するコスメティックブランド。 すべての人が自由に、ありのままの自分であるために。

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- 本当に大切なことはなんだったのか

手探りの中、議論を重ねて開催された#mirrorsclub。大きく2つの学びがありました。

■ リアルな場所の重要性
「メイクを楽しむのに性別は関係ない」という私たちmirrorsの思いを、自らの思いとして実感してもらう上でリアルの場を共有することがいかに重要なのかを改めて確認させられました。
「男性がいることがとても自然だった」「男でも居やすい雰囲気」と言ってもらえたりと、メイクをするにあたって性別は関係ないことをイベントを通して実感してもらえたように思います。純粋にメイクを楽しむ相手の姿を見たことで、メイクを楽しむ男性の姿や、メイクに悩む女性の姿に、リアリティが湧いたはず。

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■ カテゴリーに囚われすぎてはいけない
参加者の中には「男と女とカテゴライズされる説明が多いのが気になった」とコメントをくれた方がいました。この言葉は私たちに大きな反省をもたらすとともに、イベント開催のスタートラインに立ち返らせてくれました。
私たちは「メイクが好きな全ての人にメイクを楽しんでもらいたい」という思いのもとに集いました。メイクへの思いを誰かとシェアするまでに立ちはだかる色々な壁。「メイクは女性のもの」という前提はその壁のひとつではないでしょうか。私たちの目標はジェンダーの壁をなくすことではなく、社会的カテゴリーという名の壁に左右されることなく相手の気持ちを感じる場をつくることです。

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もっともっと対話を増やしたり、メイクが面白くなる多彩なテーマをもうけるなどして、イベントに来てくれた全員が自分や相手の感覚を共有する楽しさを、つい誰かに話したくなる。そんなイベントの開催を目指してこれからも皆さんと一緒にイベントをアップデートしていければと思います!

Writer:Maki Kinoshita
Editer: Yuri Abo
Photographer:Ryunosuke Nishimura / Yuri Abo


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