独身の不安
休日の、お昼過ぎ。
女友達が家に遊びに来てくれたので、
甘いミルクティーを淹れて、
ソファに座って、犬を撫でながら、話をしていた。
まったりとした、幸せな時間。
最近、少しリビングを片付けたので、人を呼びやすくなったのだ。
彼女が、
私が父親から誕生日プレゼントにもらった、ピンクのゲーミングチェア(昨日、苦戦しながら一人で組み立てた)を気に入って、「動きたくない、帰りたくない」と言うので、お菓子やお茶を運んできたりと、おもてなしをした。笑
本当は、夕方からマッサージの予約を入れていたけれど、
「いいじゃん、行かなくて」と言うので、
予約をキャンセルしてまで、話を聞いていた。
「えー、まぁいいけど…。
私たち、会う約束したの、今日いきなりよ…。笑」
ワガママだけど、憎めない気の置けない女友達。
中学の時から、もう20年近く縁のある子。
30歳を過ぎた私たち。
お互い独身だ。
結婚間近の彼がいる…というわけでもない。
その子に関して言えば、3年付き合っていた彼氏が全く結婚をしようとしてくれず、何度話してもごまかされ、はぐらかされ、別れようとしている状況でもあった。
こういうテーマは、答えがないから難しい。
別れたいわけではなくても、結婚願望、子供が欲しいかどうか、何歳になっても生めるわけではない。お互いの人生観の問題でもあるし、男女でまた、焦りや求めるものも違う。
将来に対する漠然とした不安。
別に結婚したからと言って、安心なわけでもないけれど、
この人と一緒に生きていこう、
この人の子供を産んで育てていこう、
というような展望があるのとないのとでは、また少し心の安定も違う。
将来のイメージが湧くというのは、きっとどこか安心するものなのだろう。
特に年頃の女性である、私たちにとって。
私は、どうするんだろう。
今の好きな人と結婚するのだろうか。
好きだから、相手が望めばそれでもいいけれど、
たまにデートするのと、一緒に生活するのとでは、
きっと全く別の面をお互い見せることになるのだろうから、
上手くいくのかは分からない。
「誕生日、お祝いしてくれる?」
「もちろん!!何か欲しいものある?」
その言葉だけで、結構幸せだった。
幸せのハードルの低い私。
まぁでも、そうやってライン一つで、一喜一憂できるような、好きな人がいるというのは、幸せだ。
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ありがとうございます、また書きます。思い出したら、また読みに来てください✨