見出し画像

令和時代、生き残る会社、生き残る人材

 AI、もはやニュースで聞かない日はない言葉です。お掃除ロボットなど生活のあらゆる分野だけでなく、ビジネスでもすでに活用されているAIですが、企業そして一人一人の仕事にはどんな影響があるのでしょうか。

人間が得意なこととAIが得意なこと
 人間ができることと聞かれて、あなたは何と答えますか?

ーコミュケーション力:
人間はコミュケーションが多少複雑になっても、相手の表情や動作を見ることでそれを可能にします。これはAIにはできないことです。AIが人間と大きく違うのは感情があるかないかです。人間がする行動の要因には、感情の影響が必ずと言っていいほど存在します。そのときの感情によって行動が変わることもあります。AIには感情がないため、感情を言葉を通して伝え合うコミュニケーションは苦手と言われています。
ー創造性:
人間にはゼロから物事を始める能力があります。既存のアイデアから全く新しい発想を生み出す能力です。一方AIは、元は人間によってプログラムされているに過ぎないので、自分で課題を設定しそれに向かって何が必要かを考えることはしません。

 ではAIが得意なこととは何でしょうか?
ー学習能力:
「人間は学習する生き物だ。」とよく言いますが、実は学習に関してはAIの方が得意です。なぜならAIは100%学習するからです。人間は100%学習すると言い切れるでしょうか?同じ過ちを繰り返してしまうことが人間にはあります。
ー継続力:
どんなに単純な作業でも、人間が24時間同じ作業を行うのは不可能に近いです。しかしAIはあくまでプログラムなので、限界など存在せず与えられた作業を淡々とこなします。
ー分析力:
ビッグデータを駆使して次に起こりうることを正確に予測できるので、利益とリスクをはっきりと示すことができます。

AIに奪われる仕事は?
 AIが得意な仕事はたくさんありますが、その中でキーワードになるのは“自動”ということです。“自動”であるということは、人間の手を必要としないので人間の仕事は当然なくなります。AIの影響で衰退していくと言われている業界の一つは、クルマ業界です。自動運転の車が身近に走る世の中では、車は「持つ」ものではなくなるので、クルマ業界は衰退していくでしょう。日本には世界を代表するクルマの会社、トヨタがあります。自動運転が当たり前になる社会では、あのトヨタでさえも消えてしまう可能性があるのです。

上のグラフは、AIに代替される可能性の高い職種のランキングです。やはりAIが得意なデータ処理を主に行う職業がランクインしています。

AIにできない仕事をする

AIに仕事を奪われる、と言って悲観する必要は全くありません。AIに仕事を奪われるのであれば、AIにできないことをすればいいのです。具体的にはAIが苦手な複雑なコミュニケーションを必要とする仕事や創造力を生かす仕事です。例えば、先生やデザイナーです。またAIが身近になることでAIに関する新しい仕事も当然増えてきます。「将来、AIはエクセルくらい誰でも使えるようになる」と言われており、AI技術に関する仕事は間違いなく需要があるでしょう。

生き残る会社
AIの登場によって今後のビジネスは大きく変化していきます。AIによって消える分野、伸びる分野と調べれば山ほど記事が出てきます。自分の仕事は、会社はなくなってしまうんじゃないかと不安になって調べた人も多いと思います。
しかし今まで、変化し続ける社会の流れに乗ることができた会社が生き残ってきました。それはAIという画期的な新技術であろうと変わりません。企業にとって何より大事なのは、AIという局所的な変化に対応するのではなく、より大局的に社会の流れを見極めることではないかと思います。

エボラブルアジアエージェントではあなたの会社にぴったりのIT人材をご提案させていただきます。


本アカウントでは人材に関する有益な情報をお届けしてまいります。お仕事をお探しの方は、プロフのリンクへぜひアクセスしてみてください。