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技術メモ

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論文や学会誌などで知った技術のメモ
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#学会誌

【学会誌】化学溶出析出法を使ったガラスのメタライジング

こんにちは。
『表面技術』2023年1月号を読んでいます。
読んだ記事について、気になったりやポイントだと思った部分をメモしておきたいと思います。

今回読んだ記事のタイトルは「ガラス基板上への低抵抗・密着性Cu層の科学的形成」で著者は豊橋技術科学大学の伊﨑さん他数名の方々です。

内容

化学溶液析出法(CBD)を使ったガラス基板上へのCu膜の形成技術に関する内容です。

CBD法は水溶液中の化

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【学会誌】静電塗装の自動化システム

こんにちは。
『表面技術』2023年1月号を読んでいます。
読んだ記事について、気になったりやポイントだと思った部分をメモしておきたいと思います。

今回読んだ記事のタイトルは「静電粉体塗装システムの最新技術動向」で著者は旭サナック㈱の柳田さんです。

内容

静電粉体塗装システムに関する旭サナックの取り組み紹介です。

ポイント

塗料タンクや塗料吸引管の自動クリーニングシステムを開発することで

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【学会誌】少風量の塗装ブース

こんにちは。
『表面技術』2023年1月号を読んでいます。
読んだ記事について、気になったりやポイントだと思った部分をメモしておきたいと思います。

今回読んだ記事のタイトルは「環境対応型塗装システム」で著者は㈱大気社の岩切さんです。

内容自動車向け塗装ブース開発に関する記事です。

塗装ブースにおける環境負荷を削減するために、必要な風量を下げた塗装ブースを開発したとのことです。

ポイント・メ

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【学会誌】ジルコニウム化成処理の最新技術

こんにちは。
『表面技術』2023年1月号を読んでいます。
読んだ記事について、気になったりやポイントだと思った部分をメモしておきたいと思います。

今回読んだ記事のタイトルは「ジルコニウム化成処理の最新動向」で著者は日本パーカライジング㈱の加藤さん福士さんです。

内容ジルコニウム化成処理に関する技術紹介です。

自動車などで使用される鋼材は、従来は塗装下地としてリン酸亜鉛皮膜処理が施されていま

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【学会誌】最新の粉体塗料

こんにちは。
『表面技術』2023年1月号を読んでいます。
読んだ記事について、気になったりやポイントだと思った部分をメモしておきたいと思います。

今回読んだ記事のタイトルは「粉体塗料の最新動向」で著者は大日本塗料㈱の津田さんです。

内容

粉体塗料の長所短所を説明した後、大日本塗料で開発している技術について解説されています。

「当社技術」と書かれていますが、商品紹介ではなく材質の特徴や塗膜

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【学会誌】環境配慮型塗料

こんにちは。
『表面技術』2023年1月号を読んでいます。
読んだ記事について、気になったりやポイントだと思った部分をメモしておきたいと思います。

今回読んだ記事のタイトルは「環境配慮型塗料・塗装技術の最新動向」で著者は日本塗料工業会の児島さんです。

内容

環境配慮型塗料に関する解説です。日本塗料工業会(日塗工)の取り組みと、分野ごとに求められる基本的な要求事項、課題、最新技術についてまとめ

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【学会誌】無機-有機ハイブリット膜の電析

こんにちは。
『表面技術』2023年12月号を読んでいます。
読んだ記事について、気になった部分やポイントをメモしておきたいと思います。

今回読んだ記事のタイトルは「無機/有機ハイブリット薄膜の自己組織的電解析出」で著者は山形大学の中村さんです。

内容

無機/有機ハイブリット薄膜の電析メカニズムに関する調査・考察の手法について、ZnO+色素の薄膜を例に解説されています。

紹介されているZn

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【論文】接着性に優れたクロメートフリー化成処理

こんにちは。
『表面技術』2023年11月号を読んでいます。もう1月ですが…
読んだ記事について、気になった部分やポイントをメモしておきたいと思います。

今回読んだ記事のタイトルは「接着性に優れたクロメートフリー化成処理皮膜の開発」で著者は日本製鉄㈱の荘司さん他数名の方々です。

内容

社会インフラ等の建材に用いられる溶融亜鉛めっき鋼板においては、耐食性向上や塗装密着性向上のために化成処理が実

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【学会誌】機械学習を用いた反射特性データの高分解能化

こんにちは。
『表面技術』2023年11月号を読んでいます。もう1月ですが…
読んだ記事について、気になった部分やポイントをメモしておきたいと思います。

今回読んだ記事のタイトルは「機械学習を用いたBRDF測定データの補間手法」で著者は静岡大学の田代さんです。

内容

物体表面における光の反射特性に関して、その測定データを高分解能化する技術に関する紹介です。

一般的な反射特性として双方向反射

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【学会誌】色の官能評価の定量化

こんにちは。
『表面技術』2023年11月号を読んでいます。もう1月ですが…
読んだ記事について、気になった部分やポイントをメモしておきたいと思います。

今回読んだ記事のタイトルは「色の官能評価」で著者は産技研の坂田さんです。

内容

着色したステンレス鋼の色の定量評価技術に関する解説です。

ステンレスの表面に不動体皮膜を厚く成長させると、光の干渉効果によって発色することが知られています。

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【学会誌】プロダクトデザインの感性評価

こんにちは。
『表面技術』2023年11月号を読んでいます。もう1月ですが…
読んだ記事について、気になった部分やポイントをメモしておきたいと思います。

今回読んだ記事のタイトルは「プロダクトデザインの感性評価」で著者は千葉工業大学の佐藤さんです。

内容

プロダクトデザインに対する感性評価研究について紹介されています。

感性評価については以下のように書かれています。

敢えて自分の言葉で表

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【学会誌】めっき×コーティングの加飾技術

こんにちは。
『表面技術』2023年11月号を読んでいます。もう1月ですが…
読んだ記事について、気になった部分やポイントをメモしておきたいと思います。

今回読んだ記事のタイトルは「プラスチックめっきとシリカ系薄膜コーティングの組み合わせによる加飾技術」で著者は㈱太洋工作所の岡田さん他数名の方々です。

内容

プラスチックへのめっきと、その上に薄膜コーティングすることで、金属質感や色を表現する

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【学会誌】塗装技術とカラーデザイン開発

こんにちは。
『表面技術』2023年11月号を読んでいます。もう1月ですが…
読んだ記事について、気になった部分やポイントをメモしておきたいと思います。

今回読んだ記事のタイトルは「塗料・塗装における色彩技術とカラーデザイン開発」で著者は関西ペイント㈱の湯澤さんです。

内容

カラーデザインにおける塗装技術やデザインへの影響について、具体例を交えて解説されています。

ここでは、自動車およびL

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【学会誌】CMFデザインと表面技術

こんにちは。
『表面技術』2023年11月号を読んでいます。もう12月ですが…
読んだ記事について、気になった部分やポイントをメモしておきたいと思います。

今回読んだ記事のタイトルは「表面デザインにおけるカラー、マテリアル、フィニッシュ」で著者は㈱FEEL GOOD CREATIONの玉井さんです。

内容

CMFデザインの説明と、今後のデザインに対して技術者側がどのように行動すべきかについて

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