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「ネガティブ思考だから、人より準備をするだけです」2022年12月期上半期総合MVP受賞者が語った、結果を出すためのヒント

アドウェイズで働く従業員の、これまでのキャリアを振り返るインタビュー。

今回は、ビジネスデベロップメントグループ・アカウントセールスディビジョンにおいて、リードストラテジックプランナーを務める熊倉直紀さんにお話を伺います。

熊倉さんは昨期、顧客満足度の高い提案と圧倒的なコンペ勝率により、社内外に向けて大いに存在感を発揮。2022年12月期上半期の社員総会においても総合MVPを受賞し、今後さらなる活躍が期待されています。

熊倉さんが貫く仕事への姿勢や、考え方。そして、結果を出すために大切にしている「準備力」とは。インタビュー形式で彼のキャリアや今後のビジョンを紐解いていきます。

Profile
2018年、アドウェイズに新卒入社。アプリ広告の企画営業部署に配属後、プランニングから実行まで幅広く実務を経験。2020年4月からはリードプランナーとして営業活動全体の品質向上につとめ、またグローバルでのプロモーション支援などの実績が評価され、2020年上半期に1度目の社内MVPを受賞。2021年4月よりアカウントセールスディビジョンに異動し、リードストラテジックプランナーに転身。2022年上半期に社内総合MVPを受賞。現在はディビジョンのビジョンでもある「広告を楽しむマーケティングプロフェッショナルチーム」の一員として、真面目に、時々不真面目に、楽しみながら日々の仕事に取り組む。

MVPを受賞、にも関わらず「仕事って、不安ばっかりなんです」


——現在の主な業務内容を教えてください

所属しているのは、ビジネスデベロップメントグループ・アカウントセールスディビジョンという部署で、社内では通称「アカセ」と呼ばれています。

簡単に言えば、新規営業の部署ですね。広告出稿を行いたいと考えている新規のクライアントを開拓し、デジタルマーケティングの提案やサポートを行なっております。

アカセでは、クライアントをつなげる役割の「アカウントコンサルタント」、提案内容を作る役割の「プランナー」、そして市場の調査を行い提案の質を向上させる役割の「リサーチャー」と、部署の中で役割が3つに分かれており、案件ごとにチームが形成されます。

その中でも、自分はプランナーの役割を担っており、主に提案におけるプロモーションの全体方針や戦略立案、ディレクションの仕事を行なっています。

——そのプランナーでの仕事が評価され、総合MVPを受賞。改めて、おめでとうございます。

はい、おかげさまで、ありがとうございます。このように評価をしていただいたことは、素直に嬉しいです。

ただ、受賞をした実感は、正直に言うと今でもあまり無いんです。プランナーの職に就いてからは、とにかく目の前の仕事をクリアしていくことに没頭していたので。実際に発表されるまでは、自分がまさか受賞をするなんて、一切考えていませんでした。

——とはいえ、2度目のMVP受賞、しかも今回は総合MVPを受賞されましたが、なにか秘訣はあるのでしょうか

いえいえ、まさか2度も賞をいただけるとは、自分でもビックリしているんです。僕は決して、自分の意見をバンバン発言する、クラスの人気者みたいなタイプではないんですよ。それこそ、国内広告事業部の担当役員である中山さんとは、真逆な性格で(笑)。

自分は割と「ネガティブ思考」も持っている人間なんですよ。仕事はとても楽しいのですが、不安もあることは確かで。

例えば、プランナーの仕事をする以上、自分が先頭に立って提案をリードしていかなければなりませんし、コンペの勝ち負けの責任のウェイトも、比例して大きくなります。最初の頃は、プレッシャーに押しつぶされそうになっていました。

ただ、とにかく「準備」をすることで、その不安を払拭できるんですよ。僕はその場のアドリブがとても苦手だという節もあるのですが。

例えば、クライアントへの提案の際は、自分の不安が消えるまで徹底的に「準備」をする。これにより、会議の中で生まれる疑問や質問を、あらかじめ想定することもできるんです。

もちろん、社内ミーティング一つひとつでも同じことが言えます。例えば、“ゴール”を決めなければならないミーティングがあったとして、そんな時僕はいつでも「自分なりの答え」を必ず準備するようにしているんです。仮に、自分にその役割が期待されていないミーティングであっても、です。

多分この技術は、社会人にとっては当たり前のことかもしれませんが……ただ、当たり前のことを徹底することが、自分には必要だと思っていて。

——ネガティブ思考を逆手に取っているイメージです

そうかもしれませんね。僕がネガティブな思考を持つタイプだからこそ理解できるのですが、仕事において不安を持つことが多い人は、不安に囚われてしまい、図太さを持てず、ポジティブになれないこともあると思うんです。

でも、裏返せば、そんなタイプの人は、人よりも準備をしたり、先に物事を考えたりすることは、得意なはずなんですよ

カッコよく言えば「準備をすることで、自分で自分の不安を飼い慣らしていく」というか。ネガティブ思考は、うまくコントロールすることができれば、準備力にも繋がるし、失敗や本質的な課題に真正面から向き合うこともできる。自分の成長のきっかけとすることができると思うんですよね。

苦しかった一年目「泣きながら先輩に当たり散らしてたんですよ」


——1度目のMVPを受賞した時は、セールスの職種だったんですよね

はい、そうです。アドウェイズに新卒で入社をし、セールスの仕事に取り組んでいました。ただ、3年目、ちょうど1度目のMVPを受賞させていただいたころ、一つの「慣れ」みたいなものが生じるようになって。

緊張感も薄くなり、目に見えてモチベーションが下がっている……。このままでは、初心を忘れてしまうかもしれない、そんな焦りがあったんです。

ある日、そのような旨を上司に相談をすると、上司からは「選択肢がある」という話をされて。その選択肢の一つが、現在在籍しているディビジョン「アカセ」への異動、そしてプランナーとして仕事をすることでした。

——セールスの仕事は、入社した当時からうまくこなせていたんですか

いえいえ、そんなことは全くありませんよ。恥ずかしい話、1年目なんて、僕は先輩に泣きながら「当たり散らして」しまったことがあったんですから(笑)

当時は、自分の仕事量と力量のバランスを取ることが難しくて。でも、仕事を任せてくれたクライアントにとっては、新人だろうがベテランだろうが、一切変わりないんですよね。、クライアントの目的や効果を達成するために、何がなんでも結果を出す必要があったんです。

しかし、自分にはまだ力がなく、問題を上手に解決する方法がわかりませんでした。そんな時、広告運用を行なっている先輩に対して、泣きながら当たり散らしてしまい、困らせてしまったんです。今考えると幼稚で、反省しかありませんよね……。

セールスとして働き始めて3年目になった頃は、自分なりにも結果を出す術を、うまく考えられるようになりました。とはいえ、MVPを受賞することができたのは、周りの優秀な方々に支えられての結果なんです。改めてこの場でお礼を言いたいですね。

いつかは「自分ひとりで」ビジネスに向き合っていきたい


——今後の“野望”はありますか

そうですね。まだ、全く具体的ではないのですが、いつかは一人で事業を始めたいという気持ちがあって。

一人立ちをして会社を立ち上げる、アドウェイズで新規事業を立ち上げる、フリーランスとして活動する。この時代では、さまざまな選択肢があると思いますが、とにかく0から自分の力を信じ、向き合っていきたいと考えているんです。

その理由は、単純に楽しそうだから(笑)。自分で仕事をコントロールすることができるし、裁量を持って働くことができる。もちろん、今では考えられないほどの、たくさんの不安がつきまとうでしょうけど……それを乗り越えられるよう、今は準備期間として位置付け、頑張っていきます。

そう考えてみると、自分は独立志向がある人間なので、ネガティブな思考に加え、ちょっと図太いタイプなのかもしれませんね。図太いけれども、不安が原動力。ちょっと矛盾しているかもしれませんが、自分なりに作ってきたこのスタイルで、これからも駆け抜けていきたいと思っています。

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