台湾 阿里山 走廊園
今週の週末焙煎は、阿里山。今週もネットで生豆を買い忘れていたので、2週連続の「珈琲や」。「珈琲や」は現地にお店があるほど台湾との関係があって、だからなのか、めったに見かけない阿里山の珈琲豆があることは知っていて、高いことも知っていたのですが、意を決して本日は購入です。
生豆は小ぶり。緑はやや弱めで白っぽい豆が多め。
240g中、20gをハンドピック。ピーベリー、貝殻豆、虫食いやカビ、それに水分量が少ない白目の豆を省いていきました。
本日のサンプルロースターの一コマ。ゴトクなしも、やっとだいぶ慣れてきました。
焙煎はとても順調にいって、蒸らしているときも1分15℃の上昇に調整できて、蒸らし後の1ハゼまでも余裕を持って訪れました。本日は初となるミディアムロースト。1ハゼのピークを30秒を目安に感じ取り、そこからプラス15秒~20秒、音が収まってきたところを煎り止め。
ミディアムロースト目標達成です。少し煎りムラが多いかったけれど、焙煎後のハンドピックで気になる豆は省きました。
よりクリアになるペーパーの方がよいかなと思いつつも、やっぱり最初はネルで。粗挽き、90℃の高めの温度で、最初から最後まで点滴です。
キャラメルのような香り。やさしい塩味をまとったほどよい酸味とほのかな苦味がさっときれてすっきりした印象。
さらに嬉しいことに、我が家のティーソムリエが、阿里山烏龍茶を用意してくれました。焙煎違いで2種。深めの焙煎は、焙煎香に旨味をまとっていて、もう一方はくりあな甘味を持った旨味を飲んでいるよう。
右から順に飲んでいくと・・・酸味、焙煎香をまとった旨味、そして甘味。飲むたびにピアノの旋律のようなみずみずしい変化を感じます。
繊細だけれど、コーヒーとお茶のペアリングもありだな。
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