見出し画像

これを知っていれば、もうクソリプに悩むことはなくなります

Twitterを含めた各種SNSを利用している中で、本記事を読まれているあなたも一度や二度はいわゆるクソリプが届いたことや、自分のツイートの内容に対して的を得ないトンチンカンな返信を受けて辟易したことがあるのではないでしょうか?

基本的には顔も名前も知らない、直接会ったこともないような人に対しては人間は本気で悪意を抱いたり、憎しみを感じることはありません。

人間は相手との物理的かつ心理的な距離が遠ければ遠いほど、相手に対してよく知らない人だからという理由だけで不信感を抱いたり、不快感を感じて攻撃性を増す傾向がありますので、あまり否定されていること自体を真に受ける必要はありません。

意見の食い違いによるところですし、自分が嫌われているだとか、見下されているのではないかと感じる必要はあまりないと思います。

SNSでクソリプを送り付けてきたり、トンチンカンな返信をしてくる人は下記の3つパターンに分かれます。

・感情的になって理屈が通じていない
・単純な勘違い・読み間違いをしている
・八つ当たりしているだけ

この辺りは誰にでも頭では分かっているところでしょうけれども、中には本当に普通では考えられないほど言葉の通りに受け取っていたり、話が通じない人もいます。

たとえばですが、過去に私は下記のツイートしたことがあります。
その中の一文が下記となります。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」というのは思考停止。

状況に応じて、必要な時には自己責任で渡ろう。

みんなが言ってること、やっていることに盲目的に合わせているだけではいけない

すると、驚いたことに下記のような返信を頂きました。しかも、かなり「いいね」がついていました。

これは例えが悪すぎる!赤信号は渡っちゃダメだろう!

本記事を読まれているあなたは、自ら理解を深めようと記事を読んだりと、努力を惜しまないタイプでしょうし、お分かりかと思いますが、そういう問題じゃないんですよね…

赤信号の話ではありませんし、自分の頭で考えて行動することの必要性や、周りに安易に流されることへの警鐘が意図なのです。

それに、少し話がズレますが、世の中にはグレーなこともたくさんありますから、仮によろしくないことでも時には臨機応変に対処すべき時が必ずあります。

あなたにも、同じような返信が来たことがあるのではないでしょうか?

その原因について、下記にて詳しく解説させて頂きますが、少々センシティブな内容を記載しております。

決して、障害や病気を抱えている人達への差別や偏見を助長する意図ではなく、むしろ理解を深めて共生していく為の内容となりますのでご了承ください。

こういう普通に考えると訳の分からない返信をドヤっと送ってくる人は、前述の3パターンには当てはまらず、「発達障害」、「知的障害」や「精神疾患」を抱えている可能性があります。

この中でもっとも可能性が高い順で考えると、軽度知的障害がもっとも多く考えられ、次に10人に1人はいるのではないかと言われている発達障害、最後に精神疾患だと思われます。

その理由について、解説させて頂きます。

軽度知的障害とはボーダーとも呼ばれており、人口の14%はいると推定されている障害者手帳が発行されるほどではない知的障害のことです。

ボーダーと呼ばれる人達は、社会生活を送る上で、問題を抱える可能性は高いものの、何とか自立して働いたり生活していける水準ではありますが、やはり普通の人の知能ではないので物事の理解のスピードや深さには難があることが多かったりします。

知的能力の問題となりますので、人数は発達障害者の方が多いと言われることが多いものの、ある程度は意識すれば改善できる発達障害とは違うのでその点を加味するとボーダーの人がクソリプやトンチンカンな返信を送ってきている可能性が一番高いと思われます。

発達障害については、10人に1人の割合で持っている人がいるとされることもあります。ADHDや自閉症という言葉をあなたも聞いたことがあると思いますが、発達障害を抱えている人は、普通の人よりも感情が抑えにくい傾向があったり、感情表現が苦手な傾向があったりします。

感情的になりやすかったり、相手の感情が読み解けないことがよくあるので、言葉の通りに何でも受け取ってしまう傾向があります。

例えばですが、過去にカウンセリングをする中で発達障害のある人から下記のような質問を受けたことがあります。

新幹線に乗っていると前の人が「席を倒してもいいですか?」とわざわざ聞いてきますが、自分の席なのですから自由に倒したらいいと思います。そんなこと聞くのはおかしいですよね?

こちらは一例ではありますが、「席を倒してもいいですか?」は「席を倒しますね?」と相手に注意を促しているだけのこと。つまり、いきなり倒されたら飲み物など物を置いていたら倒れたり、相手を驚かせたり、ぶつかる可能性があるから声をかけているだけであることは、普通の人なら分かるはずです。ちょっと天然な人なら気づかないかもしれませんけどね。

何でも言葉の通りに受け取ってしまい、相手の話の意図が読み取れないことが発達障害者にはよく見られるのです。

そして、頑なな性格をしていて感情が抑えられなくなってヒステリーを起こしたり、感情表現がとにかく苦手で言いたいことが言えないタイプもいます。

発達障害を持つ人がクソリプやトンチンカンな返信を送ってくる可能性が高いことには、ご納得頂けましたでしょうか?

数としてはボーダーよりも多そうでいて、発達障害に関しては意識すれば改善できる人がボーダーよりも多い傾向がありますので、2番目とさせて頂きました。

最後に、精神疾患についてですが、こちらはうつ病を含めて重症な幻覚や幻聴まで引き起こす統合失調症などの心の病気となります。

やはり心病んでいると、被害者意識が強くなるので何でも悪者に見えてしまったり、何でも敵に見えて攻撃的になってしまう人もいます。

前述の軽度知的障害や発達障害を抱える人達は、やはり社会生活がうまくいかなくてストレスを感じやすく、精神疾患を抱え込みやすい傾向があるので少し被るところもあります。

それに、精神障害者として認定されて、障害者手帳が出ているレベルの人じゃなくても、普通に誰しもが一時的にうつ状態になったりしますし、そういう人も含めてという意味となります。

このような事情を理解すると、障害や病気なら仕方ないなとある程度は割り切れるのではないでしょうか?

通常では考えられないようなクソリプや返信は、障害によるものである可能性が高いと理解しておけば、自分がおかしい訳ではないと思えると思います。

最後に一つだけ言っておきたいのですが、本記事を読んだ障害をお持ちの方は、自分には障害があるから未熟でも許されるべきだとは考えないでくださいね。

もちろん、障害や病気は配慮されるべきだとは思いますが、その優しさを当たり前だと思っていると、人が離れていきますからね。

他にも、SNSでの人間関係に悩まれる人は非常に多いですし、頻繁にご相談も頂いております。

この解決法については下記の記事にてご紹介させて頂いておりますので、よろしければお目をお通し下さい。

SNSを使って人と交流していく中で起こり得るであろう様々な問題について、具体的な対処方法と予防策を心理学の知識をふんだんに盛り込んで網羅的に解説させて頂きました超自信作です。


これまで無償でご相談をお受けしたり、情報を発信して参りましたが、品質の向上の為に一部有料化を実施させて頂きました。より良いサポートの為にご支援して頂けますと幸いです😁