【読書記録 #48】『臨床の砦』(夏川草介 著)を読みました
※本記事にはネタバレが含まれます。
あらすじ信濃山病院は、新型コロナウイルス感染者の受け入れをしている、地域で唯一の病院である。病院では、感染症の疑いがある患者の受け入れ窓口である「発熱外来」を開設し、日々感染者対応を行っている。医師や看護師たちはもう1年以上もの間、このウイルスとの「戦い」に臨んできた。しかしながら感染者の数は一行に減らず、むしろ増加の一途をたどっている。病院のベッドはもともと6床しかないところ、増加に増加を重ねてとうとう36床になったが、それでも入院待ち