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『本当の「心の強さ」ってなんだろう』を読んで

最近、またメンタルが弱くなってきているな~と思って読みました。

通算でメンタルケアの本を10冊近くは読んでいます。しかし、この本を読んで度々こういう本を読むのがいいと思いました。

振り返ると、こういう本はメンタルが不安な時に読んでいます。(誰しも、辛い時は楽になりたいもの)
そのためか、一時は「元気をもらった!」と思うものの、気が動転しているせいか、読んだ内容を覚えていないです。それに、思い出したとしても嫌な記憶と一緒に思い出すので、少し気分が落ち込みます。

10冊近くも読んでいればどこかで聞いた話も出てきます。ここで、思い出したのは、『自分の頭で考える読書』という本の中(おそらく…)で、

自分が知ってることを思い出すための読書もある。というようなことが書かれていました。

今回、この本を読んでまさにその意味が分かりました。


他にも、「読書は対話」と言うように、読みながら、自分の過去が自然と想起しました。

特にコンプレックスと黒歴史について書いてあった4章と5章は色々と頭に浮かんできました。

昔から、嫌なことは嫌(誰しもそうだが)で、周りの人がみんなやっていても拒否していたので、少しは「変な人」と思われていたと思ってます。

今にして思えば、それが少数派を感じた出来事の1つでした。


先週、『独学大全』を読み始めたためか、似たようなことが書いてあるな~とも感じました。

・失敗ノートを作る

メンタルが弱い人は失敗を恐れるので、どんどん縮こまります。私もしかり。失敗した時には何に失敗して、原因と今後はどうすればいいのか?ということを書いた失敗ノートを作る。これは独学も一緒で、「○○をしたい!」と思っても、これは無理だ~と挫けたら、次はどうする?とどんどん事後策を考えます。この事後策を考えるというのもこの本では、修正力、独学大全では、学習ルートマッブとして紹介されてました。

・模倣

自分になりたい姿があるけれども、あの人みたいな○○はない。こんな時、自分の持っているもの(好きなこと、得意なこと、はたまた欠点の裏返し)を活かすことを考える。有名人でも尊敬する人は自分と何かしらの共通点がある。紹介されていた羽生結弦選手はぜんそくの克服のためにフィギュアスケートを始めましたが、ぜんそくなんてあるの?という感じの有名選手です。羽生選手も同じぜんそく持ちのスピードスケートの金メダリスト清水宏保さんに勇気をもらったということが書かれています。独学大全でも、私淑という方法で、憧れる人の考え方、行動を真似る。その人がどう行動しそうかを想像して行動する。ということが書かれていて、繋がりを感じました。



・最後に

この本を読んで、過去に読んだ本や経験との繋がりを思い返しました。思い出したら、その度に本に書いてあることを実践してみると違った見方ができたりするのかな~と思いました。
私は今まさに、メンタルを鍛えようとしているのかな?とも思いました。

気になる方は是非読んでみて下さい!

ては。




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