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失敗しないSNSブランディングの鉄則

今年3月に退職・独立し、もともとは企業研修などを行う「講師業」で食べていくつもりでいましたが、色々な出会いや偶然が重なり、今はお仕事の大半が企業やお店などのWeb周りのPR支援になっています。

「PR支援」とは書いたものの、それはあくまで手段の一つ。本当の目的は「クライアントさんの理念や想い、ストーリー、また商品の良さなどを伝えたいターゲットに届きやすい形で確実に伝え、円滑な事業運営を実現すること」です。

「SNS運用」や「動画制作」などさえやればいいという"部分最適"ではなく、認知から購入/利用、ファン/リピーター化までの"全体最適"を意識して取り組むわけですが、その過程でとても大事になるのが「ブランディング」だと感じています。

ブランドとは、「約束」

(学んだことの受け売りなのですが)「ブランド」の起源は牛に押していた「焼印」だそうです。はじめは「ここの牧場の牛」を示すためのものだったのが、「この焼印の農場の牛は美味しい」となり、焼印自体が意味を持つようになっていきまいした。

つまり、名前を表すだけだったただの「焼印」が、「ここのは美味しい」を"約束"するものに変わったんですね。

この歴史を踏まえて「ブランド=約束」と捉えると、Web周り(SNSやWebサイト、動画など)でやるべきことも自ずと明確になってくるのではないかなと思います。

SNSブランディングでは「やらないこと」を決める

話の解像度を上げるために、ここからは「SNS」に絞って進めたいと思います。

支援に入らせていただく企業やお店だけでなく、色々な事業者のSNSを見ていると、「手探りで頑張ってやっているんだな~」と感じることが多いです。

SNS自体が歴史の浅いもので、「正解」も無いので確かにめちゃくちゃ難しいのですが、一方で明確な目的を持ち、方針や目標を定め、必然性を持った運用をすれば、一定程度の(目的・目標に対する)成果はかなり高い確率で出ると考えています。

その第一歩になるのが、自社や自店舗の理念や想い、ミッション、ターゲットとする層を明確にした上で、「やらないこと」を決めることです。

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多くの人に知ってもらうのは、基本的には商売の大原則です。

であるがゆえに、あれやこれやと手を尽くして宣伝をしようとしたり、「バズ狙い」を目的とした施策に傾倒してしまったり、むやみにフォロワーを増やすことに注力してしまったり、ということに陥りがちな方も中にはいらっしゃるのですが……

その行動は、あなたの会社やお店が一番大事にしたいと思っているお客さんが見たらどう思うでしょうか?

「こんなことをする会社/お店なんだ」と思われたとして、それは中長期的に見たときにプラスに働くでしょうか?

「ベストを尽くす」と「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」は違います。一度失った信用は、SNS上でも取り返すのは簡単ではありません。それに、SNSに投下できる時間も一日の中で限られています。

そのためにはまず「やらないこと」を決めて、スマートに成果を出す環境を整えましょう。

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