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コールセンターの運営課題(応対中に泣いてしまう)の解決方法を公開_1

コールセンターの運営課題の解決に係った理由

コールセンターの運営課題に係わったのは、コールセンターシステムを設計して組み上げ、不具合が発生したとき迅速に対応できるように、受付フロアーの隅で待機していた時、一人の泣いているオペレーターを発見しました。
竣工したコールセンターシステムを受け取ったコールセンター長から、
「コールセンターシステムが原因でオペレーターが泣いている」
「ぼーっとしていないで、早く解決しろ!!」とお叱りを受け、泣いているオペレーターとお客さまとの応対をヘッドホンを二股にしてモニタリング。
その時分かったこと
システムがオペレーターを泣かしているのではなく、
コールセンターに電話してくる利用者が、オペレーターを泣かせている事が分かりました。
システムエンジニアの多くは、システムが原因ではないためその時点で関与しなくなります。

運営課題の解決を提案

その時点からコールセンターの利用者がオペレーターを追い込み泣かしているのか?? 
仮説を設定して運営課題を一つ一つ解決していく事をコールセンター長から依頼を受け対策を実施していく事で合意しました。

  1. 提供しているサービスに何か問題がある

  2. 利用者もイライラのはけ口が無いためオペレーターに八つ当たりしている

対策(実証実験)

  1. 運営課題をリストアップ

  2. 因果関係を分析

  3. 分析結果を基に考察(仮説)

  4. 追加検証

分かった事

センター長さまの協力を得て実施した実証実験で立てた仮説は、運営課題を解消する効果を確認。

実証実験で獲得した知見を現場に還元

多くのコールセンターでは今までのアプローチでは解決できない運営課題がもう何年間も残っています。

コールセンターに残っている運営課題

  1. お客さまに提供するサービス品質が悪化している

  2. コールセンターの本業、受付業務にムダ、ムラ、ムリが多い

  3. コールセンター利用者の88%が満足できない = 約9割のオペレーターが離職している

これらの運営課題が解決できない理由

  1. コールセンターに残っている運営課題は、人の考え方や振る舞いに起因していて改善では無くならない

  2. 効率化を狙う改善では、真の原因を取り除く事が出来ない

弊社は、実証実験で獲得した運営課題の解決を方法を公開

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