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2022年3月の記事一覧
言葉に騙されないように、言葉も象徴にしかすぎない
これは概念を弄ぶコースではないコース(奇跡のコース/奇跡講座)学習の歩みは、「形而上学の学び」と「形而上学に基づいた実践」の両輪によって進んでいくといえます。
つまり、理論的な理解と、その理論に基づいた実践を通して、コースの学びは深まっていくということです。
そのどちらかがおろそかになってしまうなら、その学びが深まっていくことはけっしてあり得ないということです。
そして言えるのは、学びが深
「兄弟の中に愛を見る、兄弟の中のキリストを見る」ということについて
自我/幻想を看過して見るコース(奇跡のコース/奇跡講座)では、「兄弟の中に愛を見なさい、兄弟の中のキリストを見みなさい」というふうに述べられています。
なので、私たちはついその言葉通りに、「相手の中に愛を見る、相手の中のキリストを見る」というような実践をしてしまうことになります。
ここで私たちがよくよく理解しておかなければならないことは、相手を自分とは異なる他者として知覚しているなら、他者の中
コースの学びが深まっていくとき、どのような知覚になっていくのか?
この世界に神聖なものなどないコース(奇跡のコース/奇跡講座)の学びが深まっていくとき、どのような知覚になっていくのか?
そのことについて書いてみたいと思います。
まず、コースの思考体系が根付いていくとき、この世界のもの、そして、この世界で起きていること、そのすべてが自分とは無関係ではなく、むしろ、自分に属するものというふうに知覚するようになっていくといえます。
そう、すべてが自分の心の中で
赦しは全一的なものでなければならない
すべては等しく幻想であり、その例外はないコース(奇跡のコース/奇跡講座)の教えの中心概念となるものが、
「世界は幻想である」
というものです。
それは、この世界で起こっていることのすべてが嘘である、ということを意味します。
でも、そういうことを知的に理解していてもほとんど役に立たないのが実状です。
ですから、私たちはコースの学びと実践を通して、そのように見ることのできる真の知覚を修得して