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【人生の棚卸を服装から見つめ直す】〜オフィスで効かせる1割のエッジのワケ〜

分かりやすさや具体的方法論として診断も大切にしつつ。〇〇タイプの人、ではなくこの世にたった一人のあなたを服装から向き合う。だから「パーソナル」スタイリングです。オフィス服がつい無難になってしまう、、、の裏にあるリアルな傾向と対策についてご紹介します。

  

====ご相談くださった顧客様====


 あと3年から5年、、、エンターテイメントの世界が活力を取り戻すにはそれくらいの時間が必要と言われていて。この波の中でどう進んでいくか。どう生きるか。生き方の前にまず「生きていく」ことが今年の目標。

 約10年派遣をしながらの舞台&芸能活動をしている。心身ともに限界を感じていて、この先どのように生きていくか、自分の棚卸をしていかなくてはいけないと感じています。まさに“ニューノーマル”をこれから作っていくんだ・・・!という気持ちです。
 
 芝居は、伝統として芸術として残したい世界があって。戯曲はただ受け身で見て楽しいだけではなく、受け手にも知識や思考があるともっと楽しめるものでもある。ディスニーみたいに分かりやすいものばかりが「売れる」のが良いのではなく、残していかなきゃいけないものもあり、地下の劇場はそういった役割も担っていると思う。これまでも、残したい、大切にしたいものがあって、素晴らしさを伝えていけるように芝居を続けていました。
 
  そこにコロナが来て。今派遣の方の仕事も探しながら。派遣の仕事は企業によって服装規定も変わるから、事務職である程度失礼のないという服ばかりを選んでます。なのでつい無難なものに。派遣先ではこれまでも芝居をやっていることは積極的には話してないです。この先、どうして行こうか?どう、というよりまず生きていくこと。これからの生き方の事など、モヤモヤと心の中に墨が広がっていく毎日・・・一人でベソベソしているのにも飽きてしまいました。なので、相談しよう!と飛びつきました。
  
   
  

====西畑からのご提案=====


 今はすぐに芝居をという状況ではないということで、日々の服装といえば派遣先での服装で何を着るかを考えていきましょうか。
  

▼そこで会う人に幸せをもたらすきっかけになろう


 戯曲の素晴らしさ、ディズニー的に分かりやすいだけじゃなく伝統や芸術として残す価値、それをまず知らない人が多いという警鐘は確かに必要だと思う。ファストファッション、便利「だけじゃない」もの、未来に伝わるものがそれで本当にいいのか?と服装で私も同じことを考えてます。
   
 派遣先で芝居をやっていることを言わないのは何故ですか?戯曲は難しい、の前に知らない、きっかけがない、というのも大きいと思うから(私も勉強不足でごめんなさい)。派遣先で出会った人に素敵な人がいて、その人はお芝居されていて、、、とあなたがまず自分が残したいものを伝えるきっかけとなれば、回り回ってお芝居の世界にも貢献していけるのではないでしょうか。
 あなた自身がお芝居に持っているとてもピュアな想いを、お芝居以外の時間でも大切に自分でも感じ、自信や自尊心を持って過ごすことに繋がったら。お話を伺って、一番感じるのはあなたのとてもピュアな思いだから私はそのピュアさをとっても大事にしたいです。
 あなたを通して戯曲という世界に触れることができればお相手の幸せへきっかけとなるかもしれない。単に素晴らしさを知らないだけで、知ってるともっと良いことを伝えていく役割をあなたが自分の「やりたい」分野で果たしていけばお相手にとっての幸せにもなりますよ。そして「知りたい」とお相手が興味を持つ入り口になるのがファッションでもあります。積極的にしゃべる、というのではなくても、会話のきっかけ、興味の入り口としての何か、、に服装はなってくれますから^^
   

▼日々の服装からアイデンティティへの自負を取り戻す

 普段はどんな服で通勤しているのですか?今お召しの服も通勤の時のものですか?全身見せてくださってありがとうございます^^派遣での通勤は企業に合わせられるように無難なものを、ということお聞かせくださってありがとうございます。
      
    
 戯曲、お芝居の素晴らしさを表現して、伝えようとされているピュアな思いと。現実社会でSURVIVEすること。今派遣先に着ていく服がとりあえずの生活のためだから、とただ無難で失礼がないだけ、自分もテンションも上がらないやり過ごすものになっているのは勿体無いですよね。お手持ちの服がシンプルで使いやすい、無難なものが多いとしたら、プラスするアイテムは1割どこかに個性、エッジを感じるようなものをじっくり探してみませんか。
   
    
 お手持ちの、大好きだという大振りの孔雀や昆虫のアクセサリーは初めましてで職場によっては場違いになることもあるからお仕事でお会いする方との頻度やタイミングを見てくださいね。でも全くNG100%ダメというのではないですよ。

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▼オフィスでのボトムスの立ち位置 


 特に派遣先はオンラインではなく通勤でのお仕事が主なのであれば、ボトムは全体コーディネートの中で印象も大きいわりに、オフィスでは座ってお仕事をするからすごく目につくこともない。一部サイドにプリーツや切り替えになっているワイドパンツはどうでしょう?オフィスにもギリギリ馴染みやすいデザイン「1割のエッジ」で取り入れやすい。また、ハイウエストのデザインのものが今年もたくさん出ているから、切り替えのプリーツはそこからI(アイ)ラインを作ってスタイルアップ効果も狙えます。切り替えデザインはパーツを区切る効果があるのでスッキリと見せてくれるアイテムでもあります。ベーシックカラーを選べばオフィスでも馴染みますし、切り替え部分が素材も変わったり、色もメリハリがついたり、、、となっていくとまた雰囲気が変わります。
    

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▼SURVIVE、生きていく。

表面には見えないけど、またコロナの影響程度の差はどの業界を生業としているかで激しく差があるからこそ分かりづらく。自分の中で困難を溜めたり、それが自分のせいだ、と考えてしまいやすい。
   

 
時代のせいにするのでもなく、自分のせいだと背負ってしまうのでもなく。
 

 
 最低限生きる、中でも毎日着ている服で自分の気持ちを奮い立たせたり、その先に会う人への影響も少しづつ変えていける。回り回ってピュアに志すものにも何かしら力になれる、きっと。ピュアに思う気持ちは服装に込めてください。ぜひ。「1割のエッジ」として日常の中に。想いを持って10年も続けてこられた芝居に今もいつも、切れることはなく何かしら貢献していける。
 
  
SURVIVE,意地でも。私も生き抜きます。あなたと一緒に。服装を通してっていうのは誰もが毎日着ているものだから本当に全ての切り口になるので、いつでも服装を口実に連絡してきてくださいね^^一人で抱えずに。
 
  
   


=====後日談顧客様より======


 先日ワイドパンツを購入してきました!green label relaxingのものでセールで半額になっているところを連れて帰ってきました(^^)
サイドがプリーツのデザインになっています。西畑さんのアドバイスのお陰で安心してお買い物ができました。ありがとうございます(^^)!


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※ご提案の中では、より詳細に外見(体系や顔立ち)や内面(キャラクラー、性格や思考)の分析も加えてなぜこの服なのか、どういうイメージを作っていくのかをさらに掘り下げます。外見としての色や体型の魅せ方は分かりやすさのためにオリジナルの分類で診断を行います。具体的なノウハウとして診断も大切にしていますがカラーがXXの人、体型がXXの人は他にもたくさんいるけど、あなたはこの世にたった一人。だから「パーソナル」スタイリングです。

▼サービスメニュー(対面、オンライン 共に対応中!)お気軽にお問い合わせください。今後も顧客様事例や、装いの考え方など更新していきますのでフォローして頂けると励みになります^^


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