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日々の仕事と心の豊かさ

相田みつをさんをご存じですか?
『にんげんだもの』という言葉で知っている方もいるかもしれません。

日頃拠り所としている相田さんの言葉があります。
今回は〈 自己の成長 〉〈 心の成長 〉に向けて、何度も繰り返し見返しているその言葉をご紹介します。

保険の話からは少しそれますが、保険という仕事を長く続けてきた中で、いつも大切にしてきた言葉【 柔軟心 】です。

こどもの世界

いま泣いたカラスがもう笑う~柔軟心~

いま泣いたカラス 
-柔軟心-


いま泣いたカラスがもう笑う
子供の世界はいつでもそうだ
大人のわたしはそうあっさりとはゆかない
面子や体裁やらてれくさい
なんて事がいつでもつきまとって
そんな早わざはできない

面子、体裁、照れくさい
皆周りを気にしてのこと、何で気にするの
少しでも自分をカッコよく見せたいと思うから
誰に見せたいの
それは人間
常識豊かな人間
分別豊かな人間
相手はいつも人間

幼い子供は仏の世界にいるから
人間の常識を相手にしない
分別豊かな人間を相手にしない

泣くときは全身で泣き
笑う時には全身で笑う
一生懸命泣いて、一生懸命笑う
しかも、
泣くことから笑うことへの転換がすばやい
頭の切り替えが早い
なぜ?

子供は頭がやわらかいから
子供はこころがやわらかいから
やわらかい仏のこころを生きているから
柔軟心をいきているから

いま泣いたカラスがもう笑う

大人のわたしにはそれができない
からだばかりではなく
頭が固いから
心が固いから

相田みつを 「にんげんだもの」より

この詩は
〈 子供の世界からみた大人 〉を
【常識豊かな人間】【分別豊かな人間】
と呼び、
"からだばかりではなく頭が固いから、心が固いから”
と言っています。
そして大人の世界を
【面子】【体裁】【照れ】を常に気にする世界、
とも言っています。
「そんなの気にすることはないのにね」
と…。

考えさせられます。

〈 常識的で、格好良い 〉と思っていた大人の世界は、

  • 実は薄っぺらな世界

  • 周りを基準に、周りを気にしてばかりいる自分が素直になれない世界

こんな〈 窮屈な世界 〉から、「もっと【 心 】を解放してみませんか」と言われているように感じます。

柔軟心を生きている子どものように、
 『泣きたい時は全身泣き』
 『嬉しい時は全身で泣く』
だれもが経験していた、誰もがもっていた、幼き日の全身で泣いたり笑ったりした、
 〈 この柔らかい心の世界を 〉
 〈 自由な心の世界を 〉
もう一度、振り返ってみませんか?
ということでしょう。

私たち大人が仕事をしているこの世界、何か大切なことを忘れているのかもしれません。
背伸びしている、無理をしている自分がそこにいます。
今一度立ち止まって、子供の頃のように柔軟な視野をもち、周りに目を向けてみませんか?
何か新しい気づきがあるかもしれません。

  • 忙しく"心を亡くして”仕事をしている日々

  • 会議会議に明け暮れる日々

  • 残業残業の日々 など

大人の世界はこのような毎日ですが、
〈 素直な心 〉〈 柔らかい心 〉〈 純粋 〉に仕事ができれば、忙しい仕事も、長い会議ももっと楽しめることでしょう。
大人になった今だからこそ、この「柔軟心」が欠かせないと考えます。

このことを大切に、心に刻みながら、今日も一日「保険の正しい普及」に向けて頑張ります!

この言葉をご存じの方、自分の大切にしている言葉がある方は、ぜひコメントで教えてください。

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