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『マネー・エネルギー論』吉良 久美子/著【生産的読書ノート記録6冊目】これはお金のコペルニクス的転回!

こんにちは、ブックランドフレンズさんのオリジナル読書ノート「生産的読書ノート」 の普及隊長、accoです。

▼「生産的読書ノート」とは?

読書の記録だけではなく、自分から湧き出てくるものを書き出し、行動に移すための読書ノート。あなたの読書が劇的に変わります!詳しくはこちら↓

6冊目に書いた読書ノートをご紹介いたします。それはこちら!

吉良久美子さん『マネー・エネルギー論』

表紙がエネルギーに溢れていて、好きです~!

この「生産的読書ノート」を普及するためには、とにかくもっと資金力が必要…!(広告とか)と切実に考えていたところ、この、いかにもお金が儲かりそうな表紙の本と出会い、藁をもすがる思いで読みました。

人生を変える本、というのはこれまでにいくつか出会ってきましたが、ここへきて久々にガツンとくる本に出会ったな……!という感想です。さてその衝撃とは?


1. まずこの本のご紹介

この本は、吉良久美子さんの2冊目の本で、前著は『エネルギー論』となります。(この後すぐに読んだので、また記事を書きますね)

普段Youtubeなどを全然見ない私は知らなかったのですが、吉良さんは「億女」と呼ばれており、とても稼いでいらっしゃる方とのこと。
そして彼女が億女となった秘密は「エネルギーを自在に使えるようになった」から、とのこと。

「エネルギー……?」

普段、スピリチュアルなことにはついアレルギー反応が出てしまう、リアリストの私accoにとっては衝撃の内容の連続でしたが、なぜだかするすると入ってくる。
不思議とアレルギーが出ないんです。のっけからこんなことを言っているのに。

私たちは誰もが、幸福で豊かで至福の世界に向かう流れの中に産み落とされていて、その流れに抵抗しなければ、宇宙が与えてくれる幸せ、豊かさ、喜びを無条件に受け取ることができる――というのが、私が提唱する「エネルギー論」です。

『マネー・エネルギー論』P.2

宇宙とか、至福とか、流れとか……、なかなかのワードが並びます。
でも不思議と、すっと入ってきました。なぜか?
それは、吉良さんが言っていることがことごとく、私がこれまでいろいろと本で読んできたことや実際に体験してきたこと、日ごろ感じていることと非常に似ていて、納得感があったから。

そして、この方自身が、そのスピリチュアルの知識をもとにたくさん実践や実験をされ、自分自身で体現してきているから。
実際にやってきて、結果も残している人だからこその説得力があります。

「なんかわからんけど、この人のゆうてることは本質をついているような気がする」
「なんかわからんけど、めちゃくちゃ大事なことをゆうてる気がする」

それが、初めて読んだときの私の率直な感想でした。
そしてその思いは、今どんどん強くなってきています。

2. 私の読書ノートを公開

続きは私の読書ノートを見ながらご紹介していきます。
※ネタバレになりすぎるのも良くないかなと思うので、ところどころは伏せています。気になる方はぜひ本書を読んでみてくださいね!

書くのもだいぶ速くなってきました!
方眼ノートは図も書きやすいですね~

最初のほうから少しご紹介すると、

お金を物質としてみると、自分の手元から離れた瞬間、なくなったかのように見えますが、エネルギーとしてみると、移動した分、サービス、豊かさは増え続けていることがわかります。

『マネー・エネルギー論』P.15

というところは、目からうろこでした!
そんなふうにお金を捉えたことはなかったけれど、言われてみればその通り。
例として、1万円が4つのお店で順番に使われ移動していくたびに、サービスなど豊かさが生まれていく、という話が紹介されていますが、実際には原価や経費があるのでこの通りとはいかないものの、原価率や経費率が低い場合には似たようなことが成り立つし、確かにお金は移動すればするほど豊かさを生み出すということは紛れもない事実だと感じました。

お金を支払った瞬間は、同時にお金が減ったように見えますが、エネルギー的な視点で見れば、確実に自分のところにエネルギーが流れ込んできています。

『マネー・エネルギー論』P.19

というところも、驚きの考え方!
エネルギー的に見れば、「お金が出ていく=自分が豊かになる」という図式が成り立つんですね。
こんな考え方、初めて出会いましたが、ものすごく腑に落ちました。

要は、得られているものにフォーカスできているかどうか。
全てはコインの表裏で、起こった事象はあくまでフラット。
減ったもの(お金)にフォーカスするか、得られたもの(商品やサービス等)にフォーカスするか、の違いなのです。

お金の計算ばかり教えられてきた私たちは、お金が減ることにしか注意が行かなくなりがちで、得られたものの豊かさを味わい、喜ぶことを忘れていた……。
これはもう、コペルニクス的転回!だと思いました。

あともう一つ、ものすごく大事だと思ったのは、

これからの時代、貯めなければいけないのはお金ではなく、信用、信頼、愛、感謝にひもづくエネルギーです。

『マネー・エネルギー論』P.27

というところ。
振り返ってみると、私が今やっているこの普及活動や、ブックランドフレンズさんのお手伝いも全て、「損得勘定」ではなく、この「信用、信頼、愛、感謝」がベースになっているなと思って、あぁ、このままの路線で行って間違いないんだな、と背中を押された思いがしました。
(全然儲かってはいませんが、今のところ……)

他にもたくさんお伝えしたいところですが、ぜひ本書をお読みください!本当に良い本なので……!

それにしても吉良さんは、とても頭がいい方だなぁと思います。物事を抽象化して本質を掴む力がすごく強い。

例えば、
「お金の入り口は3つ、投資、ビジネス、もらう」
「ビジネスは2種類しかない、教える、代行する」
など。
この「言い切る力」は、こんまりさんなどと似て、とてもカリスマ性があるなと思いました。カッコイイ!

3. 「8マス」に書いたものは……

さて、「自分の内側から湧き出たものを書く8マス」に私がまず書いたのは、「①私もエネルギーを使いこなして、年収1000万超えになりたい!」

恥ずかしいこともそのまま見せちゃう

……ちょっと恥ずかしいですけど……、冒頭に「年収1000万超えがどんどん出てる」とか書かれていると、素直に「私もそうなりたい」って思っちゃいました(笑)

あとは「③自分のお小遣いを増額してみよう!」
これはすぐに夫に相談して実践しました。
本書に書かれているマネー・エネルギーを発揮するには、やはり多少は、自分が自由に使えるお金がないとお話にならないと思ったので。

これまでは、私は稼ぎも少ないし、と夫の半額以下に設定していたのですが、これまでの倍額にさせてもらいました。(それでも夫よりは少し少ないですが)

本書には
「もらうことにもエネルギー循環のひとつ。もらうことに罪悪感を持たないこと(罪悪感を持つということは自分を罪人にする行為)」
とも書かれており、この言葉には大きな衝撃を受け、マインドがガンッと変わりました。

「罪悪感=自分を罪人にする行為」
この言葉はおそらく、自分の人生で一生残る言葉だと思います。すごい言葉と出会いました。

倍額になったお小遣い、これを軍資金に、お金を払う時にたくさん豊かさを感じる実験をしてみたいなと思っています。

あとは「⑤宝物のコペンハーゲンのカップ&ソーサ―や、他の大好きで大事な食器を毎日使って、自分を満たす練習をしよう!」
実は私は食器に目がなくて、いろいろと少しずつ買い求めてコレクションしているのですが、本当のお気に入りはお客さんが来た時くらいしか使わないんです。
普段のお茶・珈琲は、マグカップで。(これもものすごくお気に入りのものではあるんですが)

しかし、これを読んですぐさま、一番大好きなカップ&ソーサ―でお茶をしよう!と思い、実践。
そうすると、いつもは仕事をしながら上の空で飲むお茶も、ゆっくり味わっていただくことができました。
お金もかからず、今すぐに味わえる幸せ!
これからもこんな時間をたくさん持てたらいいなと思っています。
(この本のいいところは、ほとんどがお金がかからず今すぐできることばかり書かれていること!)

まずは子どもがいない一人の時にだけ、引っ張り出してみよう

もう一つ、すごく大事だなと思ったことは、
「⑧望む未来を書き出し、確定させて、自分に許可しよう!」
ということです。

この本で私が重要なキーワードだと思ったのが「自分に許可を出す」というところ。
現実世界と同じで、許可を出さないものは入ってきようがない、ということですよね。
言葉にすると、そりゃそうだ、となるけど、無意識下では許可を出せていないことが、かなり多そうな気がする……。

おそらくここが私にとっては一番難しいところかなと感じたので、何度もこの本を読んで、自分に豊さの許可を出せるようにしていきたいなと思っています。

4. 私が「一番大切」に選んだもの

そして、私が一番大切にしたい、と選んだものは、②のマスに書いた、
「自分が何に豊さを感じるのか、どうしたら満たされるかを書き出してみよう!」
「お金を払う時は、それを満たせるか自問してから」
「感情的価値を重視してえらぶ」
というもの。(マスが足りなくなったので同じようなものを1マスにまとめました)

本書のはじめのほうに、

お金があるから幸せ、お金がないから不幸ではなく、自分は何に豊かさを感じるのか、どういうときに満たされるのかを知り、それを実現することが、本当の豊かさのはじまりです。

『マネー・エネルギー論』P.23

とあるのですが、そう、「豊かさ」って人によって違う。
自分が何に豊かさを感じるのかが、自分でわかっていなければ、豊かになりようがない。
すごくシンプルなことを、すごくシンプルに教えてくれます。
まずは自分を知ること。ここから始めなければ、と思いました。

無地ノートに少し余白があったので、さっそく書き出しましたよ。
書いてみると、案外私が求める豊かさって、お金がかからなさそう。
今すぐできることも多いな、ってわかりました。

自分の求める豊かさのうち、「今」できることからやろう

それがわかったら、次は、自分の「器」を満たすこと。
この本を読んでつくづく、あぁ、自分をもっと大切にして、豊かさをたくさん感じて、自分を喜ばせてあげたい、と思ったのです。

世のお母さん方はだいたい皆さんそうかと思うのですが、母親というのは得てして、子どもや家族を優先にして、「自分」をないがしろにしがちですよね。
でもそれではダメ、と吉良さんは言います。
まずは自分を満たすことから。
自分が満たされていないと、豊かさを周りの人に広げていくことはできないから。
すごく納得できて、私もまずはここから初めてみよう、と思いました!

5. まとめ

今回は、私の人生観を大きく、大きく変えてくれた、すごい本との出会いをご紹介しました。

やりたいビジョンを確定して公言しておくといい、と本書に書かれていましたので、突然ですがここで公言したいと思います。

「この生産的読書ノートをいつか、全国のLOFTなどのステーショナリー売り場や大きな書店さんに置いてもらい、普通に多くの方の目に留まり、手に取ってもらって、購入できるようにしたい!」

これが私の夢で、いつか叶えたいビジョンになります。
そうなることで、できるだけたくさんの人に読書の楽しさ、自分から湧き出るものの大切さを味わってもらえたら……、と願っています。
(応援して下さる方、本当に募集しています!よろしくお願いします!)

前著の『エネルギー論』も読んだのでその影響もありますが、
とにかく今は、自分という器を通して、エネルギーをたくさん増幅させて、豊かに流していける人になりたいな、と思っています。

そんなふうに思わせてくれて、たくさんの気づきを与えてくれた吉良さんに、心からの感謝と、今後の応援の気持ちを送りたいと思います。
本当にありがとうございました!

6. 読書ノート最後の欄より

【この本をひとことで表現するなら?】
お金はエネルギーであり、それを増やすためにどうしたらいいかを説いた本。豊かさに対する感性を育て、まずは自分が与えること。

【紹介したい人】
お金とうまくつきあっていきたい人

7. ご注文・詳細はこちら

ご注文はぜひ、以下の「ブックランドフレンズ Online Store」から。
★「accoのnoteを見た」と備考欄に書いてもらったら、ちょっといいことあるかも?

「ブックランドフレンズオンラインストア」
送料かかります(220円~)、
クレジットカード使えません(銀行振込のみ)、
翌日にはまず届きません、
でも、こんぶ店長からの「愛」が一緒に届きます。
損得ではなく無駄を楽しめる方は、ぜひ一度お試しを。損はさせません。

▼「生産的読書ノート」ご紹介ページ

▼伊丹の書店「ブックランドフレンズ」さん

全国からお客さんが来る書店。喜多川泰さんの小説「福に憑かれた男」のモデルとしても有名


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