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珈琲とetc.…

暑い。

湿度がヤバめ。

これぞ日本の梅雨。

振り払おうとしても

まとわりつくように

その湿度は我を見つめる。

いや、怖いっしょ!

そんな湿度!

ですよね。

梅雨だ。

ムッとする。

こうも湿度が高いとスカッと晴れてほしい。

早く梅雨が…

そうすると夏本番。

それはそれで暑さ本番となる。

ムムッ…

悩ましい。

とりあえずゆっくりしよう。

珈琲でも飲むか。

もうアイスコーヒーの季節だな。

あの喫茶店のアイスコーヒーを…。

長くツルっとしたガラスのグラス。

氷と共に注がれたブラックコーヒーは

いいえもしない言葉を放つ

濃い目に抽出されたコーヒー。

強く焙煎されたコク。

苦味が氷と溶け合い

新たな苦みを解き放つ。

まるでコーヒーと氷のマリアージュ。

そんな素敵な出会いがあったか。

計算しつくされた味わいの極意

グラスに浮かぶ水滴すらも演出なのか

やがて湿度が窓ガラスを曇らせる。

振り払おうとしても

滴り落ちるように

我を見つめるかのような湿度。

いや、怖いっしょ!!

そんな湿度!!

スミマセン。

ふざけたかっただけです。

コーヒー。

良いですよね。

寒い時にはホットコーヒーで一息。

暑い時にはアイスコーヒーでブレイクダウン。

良い時間だ。

妙にホッとすると同時に、シャキッとしますよね。

さあ、これからだ!!

って時に気合を入れるためにグビッといかれるかたもいらっしゃるのでは?

その昔。

紀元前のエチオピアでの話。

あるヤギ飼いの人が、ヤギがある果実を食べた後、活発になることに気付いたそうだ。

その話を聞いてかは知らないが、僧侶たちもその果実を食べてみたそうで。

そしたら超絶に苦いことこのうえなかったそうだ。

何やねん!

っとその実を火の中に投げ捨ててみると、間もなくいいえもしない良い香りがするではないか!

僧侶たちはローストした果実でスープを作って飲んでみると、あら不思議。

夜中になっても眠たくならない。

これは神様からの贈り物だ!

っと考えたそうだ。(jp.jura.com参照)

コーヒーの伝説ですね。

コーヒー文化の歴史はエチオピアからアラビアへ始めて輸入された11世紀初めまで遡る。

この「コーヒー」の滋養強壮作用は素晴らしいものだと、当時のペルシャ人に受け入れられたそうだ。

ちなみに、「コーヒ」の語源は、古代アラビア語の「カフワ」から由来していると言われている。

15世紀後半になると、コーヒーはメッカやマディーナを経由してアラビア王国に伝来。

16世紀前半オスマン帝国によってコーヒーは存在感を高めたそうだ。

アラビア、小アジア、シリア、エジプト、東南ヨーロッパ…

どんどん波及していくわけですね。

その流れで1530年と1532年に初めてのコーヒー店が誕生する。

コーヒーはやがてヨーロッパで広がり、農園も増えていき、歳月を経て今に至るという感じで。

トルコ・コーヒー(ギリシャではギリシャ・コーヒーと呼ばれている)はすでに16世紀、オスマン帝国時代に存在していた。
ジェズヴェ(長い木の柄がついた銅または真鍮製の小鍋)の中に、小麦粉状に細かく挽いたコーヒーの粉を入れ、水から煮立てて抽出する。
かつては、粉の沈殿物が混ざらないように、上澄みだけをイブリックというポットに移し変えていた。
現在は、イブリックもジェズヴェと同じように使われていて、煮立てたコーヒーは、粉と一緒にカップに注がれる。

コーヒーは楽しい! 13ページより
セバスチャン・ラシヌー
チュングーレング トラン:著
 

トルコ・コーヒーの記述にあるように、オスマン帝国時代にそのコーヒー文化というものが、一気に拡大していったと認識しても差し支えはなさそうですね。

トルコ・コーヒーは水タバコを楽しんだり、人々と談話しながら楽しむとか。

ある意味コーヒーの楽しみ方は万国共通であるとも言えよう。

その昔。

荻野目洋子さんが歌う「コーヒー・ルンバ」がテレビのCMで流れていた記憶がある。

荻野目さん。

素晴らしいアーティストで。

その当時子供ながらに、憧れの…

ってな思い出がある。

最近だと、「ダンシング・ヒーロー」のイメージがあるが…。

凄いダンスキレキレで踊ってはりますよね。

変わらず凄いと思います。

まぁ、自分の思い出はどうでも良いですね。

歌詞なんですよ。

「昔アラブの偉いお坊さんが~♪」

コーヒー飲んで心が沸き立つ!って感じなのは良いが

何でアラブのお坊さんなんやろ?

っと思ってた。

ブラジルとかならまだ何となく分かるが、アラブで何故お坊さん?

いや~、謎でしたね。

それがこうしてnoteのお陰でコーヒーのことを調べてみようと思い、「アラブのお坊さん」の謎が解けたわけなので。

僧侶が発見したコーヒーの魅力は、やがてアラブに伝播する。

僧侶が発見したので、きっとアラブのお坊さん達も重宝しただろう。

滋養強壮のある、嗜好品として。

「アラブのお坊さん」のくだりには、コーヒーの歴史が入っているわけなんですね。

多分。

いや、人生勉強勉強。

知らないことを知るのは楽しいもんだ。

うむ。

少し頑張ったらゆっくりしたくなってきた。

コーヒーでも飲むか。

ちょいと苦めなやつを…。

少し音楽を聴くか。

コーヒーと梅雨。

湿度と梅雨。

湿度がコーヒーに滴り落ちる…

いや、怖いっしょ!

湿度!!

スミマセン。

こんな梅雨時の夜に飲むコーヒーは

気分を覚ますものでなくても良い。

なので

あえて梅雨時を楽しむ

曖昧な気分を

曖昧なままで

そんな生き心地を演出する

こんな曲はいかが?

ええ、感想は人それぞれと思いますが…


ザ・スマイル。

レディオヘッドのトム・ヨークとジョニー・グリーンウッド、サンズ・オブ・ケメットのトム・スキナーにより、生まれたバンドだ。

レディオヘッドの過去記事です。

ザ・スマイルが今年発売したアルバムからの一曲目「ウォール・オブ・アイズ」。

生命感を感じ、懐古的な音使いに神秘的なバンド・サウンド。

古代の昔から聴こえてくるようなサンバのリズムは、トムの声を「この世のものでない感」を助長し、豪壮なストリングスは「グレー・ゾーン」を賛美しているかのような。

良い意味で、良い意味でのハッキリしない感があるというか。

何かこの時期にピッタリかなと。

自分だけかもしれませんが、こんな夜に合っているような気がするんですよね~。

いかがでしょう?

ちなみにトム・ヨークは今年の秋に来日ツアーを行う。

今までのキャリアを総括するようなセットリストで行うとか。

ならばあんな曲や、こんな曲とか聴けるかもですね。

11月12日、大阪から始まるジャパン・ツアーは同月26日京都はローム・シアターでファイナルを迎える。

えッ?

マジ、ローム・シアター?

今回のツアーは調べてみると3000人規模ほどの場所でも行うそうで、中々レアなライブかもしれない。

ローム・シアターで行うってのは何か凄いなと思った。

この11月、日本に来るトム・ヨーク。

多分観光もされるんでしょうね。

秋の紅葉を楽しんでいるのかな。

分かりはしないが…

とりあえず「ウォール・オブ・アイズ」と共に梅雨コーヒーを楽しもう。

湿気が…

もうこのくだりはヨロシイですね。

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