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欲望と自己制御の天秤

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トレーニングしてダイエットして腹筋を割りたいものの、欲望に負けて美味しいものを食べる様子を綴っていきます
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#子供

たった3年、もう3年

たった3年、もう3年

自転車を買ってあげたのはいつだったっけ?
娘の自転車はサドルの上げ下げに六角レンチで2ヶ所ネジを緩める必要がある。しかも絶妙に力が入りにくく一気に回せない場所にあるため、自力での調整を断念して自転車屋さんでサドルを上げてもらったのだ。

「ここが最大限の高さですね」
上げてもらったサドルはお願いした高さより少し低い位置までしか上げられなかった。

そんなに大きくなったのか!
考えると走ってる時には

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子供に接するのが苦手だと思っている人に向けて(補足)

子供に接するのが苦手だと思っている人に向けて(補足)

このテーマで前後編を書いたわけだが、後編が前編の疑問(こんな状態からどうやって、僕が子供に慣れていったのか?)をちゃんと書いてないなと思ったので追記する。

僕は自分の子供ができて初めてまともに子供と遊ぶ経験をした。子供が苦手ではあったものの、決して嫌いなわけではなかったので、自分の子供を愛せるかどうかといった不安はなかった。妻のお腹の中にいるときから渾名をつけて、お腹に向かって歌を歌ってあげたり

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子供に接するのが苦手だと思っている人に向けて(後編)

子供に接するのが苦手だと思っている人に向けて(後編)

前編(https://note.com/abs6p17/n/n4f817a7fb331)からの続き。

大学生くらいから僕はひねくれ者路線一直線だった。ハッピーエンドは嫌い。好きだったものがメジャーになると興味がなくなる。全米No.1って言われた瞬間その映画は見ないと誓う。本は平積みされているものからは選ばない。ランキングに興味はない。こんなひねくれ者の血を引いた子供をこの世に生み出してどうするん

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子供に接するのが苦手だと思っている人に向けて(前編)

子供に接するのが苦手だと思っている人に向けて(前編)

僕は親バカを自認している。娘は死ぬほど可愛い。スマホの写真は食べたものと娘の写真でほぼ埋まっている。娘と遊んでいると、妻にもよく「あなた達、仲いいね」とか「ラブラブしてるね」とか言われる。

今の姿からは想像もできないかもしれないが、僕は30代になるまでは自分の子供を持つことなんて考えることもできなかったし(自分に似た人間を世に生み出すことに意味を見出だせなかった)、子供と接することもすごく苦手だ

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