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子供に接するのが苦手だと思っている人に向けて(前編)

僕は親バカを自認している。娘は死ぬほど可愛い。スマホの写真は食べたものと娘の写真でほぼ埋まっている。娘と遊んでいると、妻にもよく「あなた達、仲いいね」とか「ラブラブしてるね」とか言われる。

今の姿からは想像もできないかもしれないが、僕は30代になるまでは自分の子供を持つことなんて考えることもできなかったし(自分に似た人間を世に生み出すことに意味を見出だせなかった)、子供と接することもすごく苦手だった。

友人が幼児の子供を連れてくる。「上手い」人は変顔をしたり、お腹に口をつけてぶーっと音を出したり、子供を「あやすテンション」になって笑顔を引き出す。僕はこういうことは出来なかったし、なんか気恥ずかしかったのでこんなテンションになれるとも思わず、ニコニコしてそれを眺めている。決して不快なわけではないし、子供が嫌いなわけでもないが、「あやすテンション」になっている自分のあり得なさを勝手に感じて、決して子供には近寄らない。

抱っこしてよ、と子供を渡される。脳内では「いや、むりむりむりむり、何この柔らかくて脆そうな物体、怖い怖い怖い!!!」と思いつつ、恐る恐る抱っこして、もちろんあやすことなんかできずに30秒ほどで泣き出されて居たたまれなくなって子供を返す。

こんな状態からどうやって、僕が子供に慣れていったのか?(続く)

今日のアイキャッチ画像:赤ちゃんの小っちゃ~い手は愛おしすぎる

#育児 #子育て #子供 #日記

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